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ライター塾6回目の振り返り(最終回)

最終回テーマ「新規仕事を得るために」

2023年1月から学び始めた、ライター・江角悠子さん主催の京都ライター塾8期も最終回に。

まずは「フリーライターのメリット・デメリット」のお話からスタート。

メリットとしてあった、会社に依存しない・分散できるということ、それが心の安定になるというお話は新しい気づきだった。
また、デメリットとしてあった、事務作業もやらなきゃいけない、という言葉に「うっ」となった。今までは例えば税金についても、会社ではすべてが仕組化されていた。提出物も大して確認せずに出して、もし間違っていてもチェックしてもらってそれを直す機会をもらえて。全部やってもらっていたということに今さらながら気づいて、ちょっとくらっとした。できるのか?(やるしかないけども)

両面のお話を聞けたことで、あらためてフリーで働くことを意識できたし、会社員が恵まれていたことを実感した。感謝の気持ちが出てきたし、怖さも少し出た。
でも、江角さんから「フリーと会社員とどちらか白黒はっきりつけなくて良いし、変化して良い」という言葉を聞いて少しホッとした。
まずやってみる!


仕事を依頼してもらうためにできること

ここからいよいよ、仕事を得るためにどうするかというお話に。その中で特に大事だと感じたことと、私の感じたことも書いてみる。

●公式サイト(ブログ可)を持つ
ブログ記事を書いておくと、実績につながるし、文章を書く練習になるということ。
そしてその文章を見た人から次の依頼が来るということ。何が書ける人かがわかるようにしておく。公式サイト(ブログ)があると、その人がどんなことをしているかわかる。そして紹介して、と言われたら、ブログURLを伝えるだけだから人に紹介してもらいやすい。そして、ライターとしてやりたいことをアピールする場になる。

自分が何者か、何ができるかをはっきりしておくことなんだと感じた。
何がなんでも、まず「ブログ」が大事ということをあらためて認識。会社員でなくなった今だからこそ、刺さっているのかもしれない。
なのに、なかなかやれていない。インプットの時間が多すぎるのだろうな。
有休消化で仕事をしていない今、旅行行ったり、会いたい人に会いに行くことを制限するのをやめた今は特にかもしれない。
反省することじゃないけど、書くことの力を知っているのにやらないのはやっぱり良くない気がしてきた。
それに、自分が何者か伝えること。前回以降にプロフィールを書き直したけど、また書き直したくなった。もっとわかりやすく、私を知ってもらいたい。そのために伝えたい。

●誰かに紹介してもらう
紹介のパターンが意外に多いということを教えていただいた。
仕事は人を介してやってくる、という言葉、すごい。そして、一緒に仕事をしたいと思われる人になる、というのは、刻みつけたこと。誰にでもきちんと接すること。

公式サイト(ブログ)があることで、どんな人書きたいことを明確にして
そして、バージョンアップしていくこと。
江角さんの実感として書き手が足りていない今だからこそ、私という書き手を明確にしておけばつながっていくチャンスがあるということを感じて、ワクワク。

●企画提案(営業)する
前回の宿題の企画書の添削をしてもらった内容を各自で確認。
習ったことなのに、枠がない中で企画をすることの難しさを実感。
媒体と読者のメリットになるのか、そこを意識して企画書を書くバランスの難しさをあらためて感じた。
江角さんから「やってみる、練習あるのみ」とお言葉。はい、やります。


いざ仕事をするとなった時

ここでは仕事の流れを教えていただく。見積もりの出し方から取材、執筆、納品、そして入金まで。確定申告や源泉徴収、経費や領収書の扱い方など、すごく実践的なお話を聞かせてもらった。
ポイントだなと思ったのは、金額のこと。見積もりと交渉について。一番大事だし、難しいのではと思った内容。

●見積もりのポイント
・自分がする作業は何なのか
 取材と執筆なのか、リサーチも必要なのか
・その作業をするにはどのくらいの時間がかかるのか
 かかる時間と得られる金額とのバランスが見える
・自分が欲しい金額から考えてみる
 月に作業できる時間→時給にしていくらかと考えて提示することができる

●交渉のポイント
・さも当然のように、明るくさらっと言ってみる
・希望金額を伝える際は、根拠も合わせて伝えるということ

ここで私が質問させていただいたのは、「現状、根拠を持ち合わせていない中でどう交渉すれば良いのか」ということ。今私が何もしていない状況を見て、ありがたいことに知人が書く仕事を依頼してくださった。どう金額を話し合うか悩んでいたので、聞いたところ、まずは自分が欲しい金額をきちんと持っておくこと。教えていただいた、作業に使える時間から基準を出してみることをやってみようとなった。


それぞれの表明


各自で、そして毎回の講座の中でシェアする中で書き進めてきた「自己分析ノート」。その中から、これからの計画と自分の理念について全員が発表。
それぞれのシェアが素晴らしかった。その人の言葉でその人のやりたいことが語られることに感動した。
私自身も、自分の言葉で書いて、それをお伝えできたことができたことが嬉しかった。
講座の当初よりは言葉にできたと思う。ただ、まだまだイメージというか方向性拙い言葉が多かった。だからもっともっと明確にしよう。まずはそこから。そのためにも書くのだ。

先輩たちとの交流の時間


最後に3人の卒業生の方がzoomに入ってくださった。江角さんの計らいで、ライターの先輩方のお話を聞く&質問の時間をつくっていただいた。
みなさまのお話を聞いてますます、紹介で仕事がつながること、むしろ人とのつながりが仕事になっていくこと、それを感じた。
そしてみなさまが自分と向き合ってやり方を変えたりしながら、自由に、しなやかに生きていらっしゃるように感じて、私の理想はこういう匂いのする人だとクリアになった。こうしてつながりをつくっていただけるのは感謝しかありません。ありがとうございます。


最後に

書くことをやる。私の言葉にしてみる。伝えてみる。それをやっていく、やり続けていること。それが仕事になってもならなくても、やってみる。
心からやりたいことをやっていくと決めたのだから、やるだけだ。

3月、江角さんがクルーズ船に乗っているタイミングで、メルマガ読者の方向けに船からお手紙を出してくれるという企画があった。それに当選してハガキをいただいた。その中の言葉「書くことが私を助けてくれる」を忘れずに進もう。

この講座を受けている間に会社を辞めることになったり、新しいお仕事を依頼してもらったり、色んなことが動き出した。
ライターになる・ならないの答えは出ていないけれど、「書いて幸せになる」の答えは出たのから。少しずつでも、格好悪くても、自分でジャッジしないで軽やかにやっていきます。
ライターについての知識の学びは、書く実践・添削や指導はもちろん自己分析ができること。しかも、1人ではなく一緒にやっていることができる。

心からおすすめなので、必要な方に届きますように。

江角さん、一緒に学ばせていただいた受講者のみなさまに感謝です。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします!

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