今更、スパイダーマン2をみた話
最近スパイダーマンにハマったので、感想とかいろいろ書いてみます。
ネタバレも多いです。
ヒーローは大事なものを手放してでも、
救わなければならない命がある。
オールマイトの「ヒーローは守るものが多いんだよ」に似ていますね。
最初のスパイダーマンでは、いじめられていたピーター・パーカー少年が特殊な蜘蛛に噛まれて蜘蛛の能力を手にし、自分の生活が「良いもの」になっていた。
しかし、スパイダーマン2ではスパイダーマンの能力によって、自分の生活が「良くないもの」になっていく。とにかくどん底まで突き落とされる話になっている。
お金もない、仕事もクビになる、好きな女性を他の男に取られる。
人助けをしているスパイダーマンが悪者扱いされる。
挙句の果てに、スパイダーマンの能力が機能不全に陥る。
こうして、スランプになったスパイダーマンは
スパイダーマンをやめてしまう。
スパイダーマンのスーツをゴミ箱に捨て、それがみつかり公になってしまう
やめて気づく本当に大事なもの
スパイダーマンをやめることで、普通の生活に戻る。
すると、今までうまく行っていなかったことがうまくいくようになる。
しかし、
スパイダーマンなら助けられた命がピーター・パーカーだと助けられない
大いなる力には大いなる責任が伴う
ベン・パーカーが言った言葉が現実味を帯びてきた瞬間でした。
最終的に、普通の生活を犠牲にスパイダーマンを歩む道を決心した。
結局、技術の暴走VS技術の暴走
お互いに肉体改造が行われ、敵はなにかに操られる。
スパイダーマンをX、敵をY、市民をZとすると、
100X VS 100Y VS Z という謎の暗号みたいな式(?)になりました。
市民が1の力しかなく、スパイダーマンが市民と比べて100の力を持つのに対して、敵も100の力をもっている。しかし、スパイダーマンは市民を守りながら戦わなければならない。つまり、100X - Z VS 100Yとなり、かなり不利な状態で戦うことを余儀なくされる。
それでも、全てを守りきるスパイダーマンは本当にかっこいいですよね。
終わり
スパイダーマン2は前作よりも感情の変化が大きかった印象です。
長いスランプ状態から、一度吹っ切れて、大事なものに気づき、大いなる責任を全うする。
スパイダーマン3では、友達のハリーと戦うのかな?そんな感じで終わっていたので楽しみです!