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“ただ、そうする”という在り方

リレー18<岩手県> 菊池 純子 きくち じゅんこ 2024年10月15日


ゆったりセラピストの菊池純子です。

岩手県盛岡市に住んでいます。

ゆったりセラピーとの出逢いは、

まだゆったりセラピー協会が設立される前、

エサレン・ボディワークを日本で学べると知り

講座受講したことが始まりです。

エサレンという言葉を知ったのは、

長野にあるリトリート「穂高養生園」で

住み込みのスタッフをしていた時でした。

穂高養生園は、自然食、ヨガ、アロマ、

畑仕事、瞑想、身体の感覚を使ったワークなど、

心身を整え人間らしく生きる為の

あらゆる方法を研究し実践している宿泊施設です。

私も滞在中に様々な体験をさせて貰いました。

今の自分を作る、大切な時期だったと感じています。

そこで仲良くしていたセラピストの友人に、

エサレン・ボディワークの話を聞き、

一度も受けたことが無いままに、何故か、

「やろう!」と思いました。

その頃の私は、濃い霧の中にいる様な状態で、

どうやって生きていったら良いのか

わからないと感じていました。

その中に現れた“エサレン・ボディワーク”

というキーワードは、小さな光でした。

そこに進んでいけば、生きていける気がする…

そんな風に思いました。

アメリカのエサレン講師から、

ボディワークのクラスを受けた時に、

閉まりかけていた心が解放され、

ぎゅっと縮まっていた翼が

広がっていくような感覚がありました。

エサレン・ボディワークのスピリットの

微細な感覚も掴みたかった為、

通訳の方を通してではなく、

これを日本の先生に習いたい!と思い

出逢ったのが、鎌田麻莉 @mari.kamada

さんでした。

私が最初に受講した

「心で触れるボディワーク本格コース」は

受け手となり、触れ手となり、

ボディワーク三昧の12日間のコースでしたが

凝り固まった身体は、そのまま凝り固まった心だった、

ということを身を以て経験しました。

心身ともに生まれ変わる、宝物のような体験でした。

ゆったりセラピーの大切なキーワードは、

何の判断もせず “ただ 見る”こと

何も変えようとせず “ただ 触れる”こと

その人を信じて “ただ 寄りかかる”こと。

この “ただ、そうする”という在り方が

私がゆったりセラピーを愛する理由の一つです。

“ただ、そうする”ことが出来るのは、

相手への信頼、そして、

自分自身への信頼があるからです。

今いる場所で生き辛さを感じている人には

ゆったりセラピーを受けてみて欲しいなと思います。

もちろん、ただ、ゆったりしたい方にも。

ある日の麻莉さんの後ろ姿。

ただ立って、ただ見ている、

“今”に寛ぐ姿が素敵でした。



@et_junko_kikuchi

千葉県と東京都で育ちましたが、

縁があり岩手県へ移住しました。

普段はグラフィックデザインをしながら、

美術家の夫と、革などを使ったモノづくりをしています。

オイルトリートメントサロン

「山荷葉(サンカヨウ)」は休業中。

専ら5歳の息子にトリートメントする日々。

只今サロンスペースを探しています。


ゆったりセラピスト 菊池 純子
https://bodyworkjp.org/therapist/junko-kikuchi/

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