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聴き手に2つの変化をもたらす2つの姿勢 人トレ#50
今思えばこんな楽な仕事はないなって思います。
勿論、その当時はその当時なりの大変さはありますよ!
サラリーマンを20年弱経験しました。
メーカー系の営業職という立場で仕事に専念していたんですね( ´∀` )
大変なことと言えば、金額の相談や納期決定後のトラブルや発注ミスやら色々です。
しかし、メーカーという立場から仕事ができていたので、お客様から欲しいと思われる企業であればいいわけですからね。
新規のお客様獲得よりも、既存のお客様にいかに他社よりも懇意にして頂けるかの方がウエイトが高かったですね!
しかも、営業職ですから1日数件お客様の所に訪問すればOKだと思っていたので、移動時間に睡眠や時間が余って休憩なんてことザラにありました。
あ、よく公園の脇に車止めて昼寝している姿目にしませんか?
あれ、タクシーを除いて気楽な稼業だと思って間違いありません。
中には次の打ち合わせまでの時間調整の方もいるでしょうが、ほぼ暇潰しでしょうね!
今、思えばあの時間にもっとやれることあったって思います。
しかし、またあの生活に戻ったら同じ事するのかもって思います。
でも、そんな気楽な稼業でも、忙しいアピールすること多々あります。
それは、研修に行かなければならないときです。
研修行けって命令されるとなぜか「忙しいのになんで(# ゚Д゚)」って急に忙しい人間に変身します。
また、そんな人たちは研修に参加しても、上からの命令で来たからとりあえず早く終わらないかな~って気持ちで臨んでいる人が殆んどではないでしょうか?
私は、様々な意見や新しいことが聴けると思って前のめりに参加しているんですけど周りを見渡すとそれ以外の人が大半でしたね(''Д'')
そんな中で講義をする方はさぞかしやり難いんじゃないでしょうか。
でも、こんな聴衆でも聞く耳を持たせる方法があるらしいのでそのお話をしたいと思います。
リーディングで重要な2つの姿勢
講師の中にはやるからにはしっかりと情報を受け取ってもらって、次の日から学んだことを即実践してもらいたいって熱い思いの方も当然いらっしゃいます。
その為には、2つのことが必要らしいのです。
1つは受講生との間のラポールであり、もう1つは研修で伝える内容の重要性を深く実践してもらうことらしいです。
いくら、忙しいアピールをしてとりあえず参加している人でも、有益な情報であればちゃんと実践しますよね?
そうなるためには、話の内容に必要性を感じではじめて、現場で意識的に実践しようという気持ちになる必要がありますが、そこにはラポールがないと話の内容が入って来ないんですね。
必要性をこちら側が実感するには、講師は表面的な話しではなく本質的な話をする必要があるって事なんです!
そもそも、そのことも理解していないで一方的に話をしている講師の方って結構いますよね。
与えられた役割を淡々とこなしてその仕事を終わらせる。
聴衆の雰囲気とか関係なくいつも通りって感じで、こちらから言わせれば面白くもなんともない講義ってありますよね。
こんな経験があるからこそ、「忙しいのに」とか「面倒くさい」って思い、無理やり参加させられただけって姿勢で眉間に皺を寄せて腕組んで、足組んで不愛想で参加している人が殆んどな気がします。。。
しかし、コミュニケーションの本当の目的は、相手に変化を作り出すことです。
相手が否定的でも、先ずはそれに合わせる
NLPではラポールを作るためのペーシングを大切にしているんです。
仮に相手が否定的だったとしても、先ずはそれにペーシングをしなければリーディングってする事できないんですね。
なので研修をする場合は、研修に対する否定的な雰囲気を感じたならば、先ずその重い雰囲気にペーシングすることから始めるんですね。
なぜならば、受講生が否定的で暗い雰囲気のときに、講師が明るく元気に始めると、講師だけ浮いている状態になりますよね。
それで益々受講生と講師の間には距離ができてしまうわけです。
恐らくこれに成れた講師や場の空気が読めない講師が淡々と進めるんでしょう。
これは、講師だけでなく対人ビジネスでも言えることですよね!
自分が自分の商品を凄く良いって思っていても、相手が何か売りつけられるんじゃないかって思っているところでセースルする人がいるから、セースルマンが嫌いって人が多いんだと思います。
重い空気のときには、その空気に合わせた話しをしていくことが重要だってことです。
実際に作者の方のある研修の冒頭を少しだけ紹介します。
全文省略~
「私も研修講師になる前は長い間セールスパーソンでしたが、研修が嫌いでした」
「なぜなら、仕事が忙しいのに会社から研修に行ってこいなどと言われ、自分が学びたいかどうかは関係なく強制的に受講させられたからです」
「皆さんの中にも、仕事がとても忙しいのに、無理をしてここにいる方もいらっしゃると思います」
「私が受講した研修の先生の中には、一方的にたくさんの理論を話された方もいます」
こんな話で共感を得て行き、重い雰囲気の受講生も今回の講師は違うかもと感じて最初から熱心に聴く人が増えたそうです。
実際この文を読んでこの人は有益な情報を届けてくれそうって思いました。
これがペーシングから始めていく方法ですよね!
これは重い空気の研修の例ですが明るい雰囲気の場合は明るくスタートすると良いということです。
要は講師も営業もそうですが「場」に合わせることが大事って事です。
リーディングをしているというよりも、大切なことは自分自身が本当に思っていることを話すって事なんですね。
ペーシング⇒リーディングはテクニックみたいに紹介していますが、自然とできていることでもあるんです。
好きな人に何かを伝えたいと思ったら自然にペーシングしますよね(笑)
相手のことを本当に大切にしようと思ったら、相手を尊重しつつこちらが伝えたいことを話しますので、自然にペーシング⇒リーディングの流れで話をしているものであるんですねー。
私自身はNLPはこの本で学んでいるところですが、コーチングを受ける事の重要性を身をもって感じております。自分が持っている価値観やアイデンティティーを知るってとても重要だって気が付きました。しかし、それを自分で発見するのって難しいと思う方はコーチングを受けることをお勧めします。
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※この記事は「NLPの基本がよくわかる本」からの引用と感想を元に書いております。
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