【6月議会】一般質問と議案審議など
議員2年目になり、最初の定例議会です。
一般質問と議案審議の報告をそれぞれしたいと思います。
一般質問
1年目にご提案した「フリースクールへの通所サポート」「保育園入園時の調整指数」「インクルーシブ遊具」など早速、実現につながったものもあり、2年目も力が入ります!
不登校の児童生徒へのサポート
長いですが「要保護・準要保護世帯の児童生徒のフリースクール等の学習機会確保のサポート」に関してです。今年度から開始しましたが、近くでは大府市も開始をしたとのこと、周辺自治体との情報交換に関してや、補助金額の拡大をお願いしました。
利用者の増加にも期待をしたいです。
教育版マインクラフトカップとの連携
児童生徒の情報教育・共同学習の教材としても利用されている「教育版マインクラフト」ですが、こちらを用いて内容を競い合う「マインクラフトカップ」があります。
その中で「自治体賞」を設定することができ、昨年度は東京都や広島県、札幌市、富山市などが取り組んでいた一方で、東海地方の自治体では自治体賞の設定をしているところはありません。DXの先進自治体である我が市は、情報教育にも力を入れていくことを推奨していたところ、日進市も自治体賞を設定いただけることになりました。
また、これによって無償のアカウントが貸与され、日進市内の教育支援センターで児童が本サービスを使用できるようになりました。
震災時のご遺体とトイレ
能登半島地震のボランティアの経験から、現地でご遺体の安置に関しての実例を聞きました。日進市も非常時における、公共施設利用の再整理をお願いしました。
また、避難所のトイレによる異臭での生活環境悪化の話もあり、こちらも対策を確認・お願いしました。
民間事業者が賞味期限間近のフードロス商品を活用し、地域の飲食店と協力して「こども食堂」をサポート
昨年より某食品メーカーさんが、フードロスで廃棄となる食材を日進市内の店舗に寄付してくださり、そこでの収益を「こども食堂」に寄付していただく取り組みをしていました。
こちらに関して、伺いました。業務用の大量ロットの食材を、学校給食で活用できる可能性も確認できました。
学校給食への理解
学校給食の試食会や、運営委員会の傍聴から、学校給食費の費用や徴収の仕方に関して、確認をしました。今までは先生や給食センターが、各生徒の出席数や学校の行事数から給食費の計算をしており、こちらに一定の時間が割かれていました。
これからは定額制にすることで、現場の負担を減らし、目の前の教育活動に専念していただける可能性をご答弁いただきました。
Well-Being概要表
国の骨太の方針などにも記載があるWell-Beingに関して、日進市では他自治体に先行して「主観指標」を公開しています。これについてや、今後の可能性に関してを伺いました。
議案質疑
日進市の小中学校体育館へのエアコン設置に向けての設計に関してと、自動運転バス(3台目・国の補助100%)の走行に関しての補正予算なども審議され、賛成多数で議決されました。
他にも米野木台西保育園の指定管理、人権擁護委員や教育長などの人事案件、条例改正なども審議され、賛成多数で可決されています。
それ以外の活動も…
委員会の所管事項調査で、普通財産の視察をしました。
普通財産の土地は、区画整理の際などに事情があって寄付された土地などで、行政目的の活用の予定はなく、売却等を探っている土地などです。
宅地を建てるには勾配が急であったり、他の土地より高い位置で不便などが理由です。改めて把握をし、現状についてを確認しました。
まとめ
6月議会も昨年度に取り上げてきた課題・提案の確認をさせていただきつつ、新たに「教育版マインクラフトカップ」の提案や、震災時のご遺体やトイレに関しての対策の確認、学校給食に関する事柄の確認、well-beingの活用などを取り合げ、今後に繋がる有意義な一般質問になったのではないかと思っています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また引き続き、頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。