ロシェ

なんだか日々テキトーに生きてきてしまっているその辺の落ちこぼれです。

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  • 【私の本棚紹介シリーズ】

    私の持っている本を自分語りを交えたりしながら、紹介したりしなかったりする記事群です。

  • 上坂すみれさんをもっと楽しむマガジン

    もはやタイトルの通りです。上坂すみれさんを楽しむための要素が入っています。

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上坂すみれ「ネオ東京唱歌」PVのモチーフっぽいものカンタン解説

2020年1月発売予定の上坂すみれNewアルバム「NEO PROPAGANDA」に収録される「ネオ東京唱歌」のPVが公開されました。 「ネオ東京唱歌」PV 【Youtubeへのリンク】 https://youtu.be/2zZKWQU8F9M レトロな世界観や上坂さんの扮装(男装には多くの人が眼を奪われたのでは?)、VFXによる演出、歌詞にも多くの特徴があり、大変奥深いものになっています。 また、本作にはモチーフにしたと思われる作品や人物などがあります。この魅力的なPVをよ

    • 『ゴジラ-1.0』感想書きなぐり(ネタバレあり)

      (注意)観たその日に適当に書いているので大変雑です。でもいい作品を観た後って溢れる感情とかそういうものを吐露しておきたくなりますよね。なので許してください。 よかったところよかったところその1 ゴジラがこわい  大前提としてゴジラって意味不明な超巨大生物で、由来も生態も知能レベルもさっぱり分からないけど、なぜか日本(しかも東京が多い)を襲う化け物なんですよね。でも、いつの間にか「怪獣プロレス」とか「人類の味方」、「地球の味方」みたいな立ち位置で登場する作品も多くありました

      • 「大怪獣のあとしまつ」の適当な感想(ネタバレ注意)

         みなさんは怪獣映画が好きですか?  私は好きです。  一番好きなのは、平成ゴジラシリーズとウルトラマンコスモスです。特に「VSメカゴジラ」とかコスモスなら怨霊鬼・戀鬼っていう怪獣(?)が好きでしたね。  とにかくマニアって程じゃないにしても、それなりに特撮とか怪獣には触れて育ってきたつもりです。  そんな私が2月5日、巷で話題の「大怪獣のあとしまつ」を観てきました。公開初日のツイッタートレンドにはこの作品の感想として、「クソ映画」とか「つまらない」、「令和のデビルマン」など

        • 【時代劇探訪】『剣客商売』「鬼熊酒屋」(藤田まこと版)

           今まで様々noteの記事を投稿してきましたが、上坂すみれの記事やゲームの記事より「柳生一族の陰謀」の紹介記事の方がなぜかよく閲覧されています…    時代劇は案外廃れていないのか、それともニッチな人しか見ていないのか、真相は分かりませんが、時代劇は私の大学生活の大半をつぎ込んだ分野なので、時代劇をより楽しんでもらえればそれ以上の幸いは無いというものです。 今回は新シリーズ「時代劇探訪」パイロット版として『剣客商売』(藤田まこと版)から「鬼熊酒屋」というお話を紹介してみた

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          青木志貴さんエッセイ「わがままに生きろ。」感想 ”わがまま”とは何か

           わがままという言葉のイメージは誉められたものではない。天上天下唯我独尊、自分勝手という意味合いが強い。誰でも一度は理不尽な目にあって「あーあ、自分勝手に生きられたらなあ」なんて思ったことはないだろうか。  「わがままに生きろ。」そんな無責任なことを言うのか?自分勝手になんてそう簡単にいかない。字面だけ見ればそう思う人が大半だろうと思う。  声優の青木志貴(敬称略)初の自伝、「わがままに生きろ。」が3月10日に出版された。「アイドルマスターシンデレラガールズ」の二宮飛鳥役な

          青木志貴さんエッセイ「わがままに生きろ。」感想 ”わがまま”とは何か

          映画雑誌・評論からみる『忠臣蔵』

           (この記事はプレ公開版です。歯抜けになっているところや誤字脱字などが多いかもしれません。悪しからず)  毎年12月14日は「赤穂浪士討ち入りの日」として知られている…というか知られていたという表現が正しいかもしれません。本当は旧暦の12月14日なので、1月30日が本当の討ち入りの日らしいですが… それはさておき、もはや「忠臣蔵」という題材を大衆演劇にしろ、映画にしろ、ドラマにしろ、そもそも見たことがあったり、赤穂事件そのものも知らないという人もいるでしょうし、日本の文化か

          映画雑誌・評論からみる『忠臣蔵』

          【私の本棚紹介】その3 徳富蘆花『不如帰』

          久しぶりの更新です。  今日は日本近代文学でも有名な作品、徳富蘆花の『不如帰』を振り返ってみます。  出版された当時も実話に基づいた小説という事で相当センセーショナルな扱いを受けていたこの作品ですが、夫・川島武雄と妻・浪子のいじらしいほどの純愛、しかしそれに反して悪化していく状況と渦巻く妬み嫉み…当時の世情と「家」という存在、女性という属性そのものがどういうものであるのかということを考えさせられる名作となっています。 あらすじ幼くして母を亡くした浪子は冷たい継母、優しい父

          【私の本棚紹介】その3 徳富蘆花『不如帰』

          【私の本棚紹介】その2 葉室麟『刀伊入寇 藤原隆家の戦い』~これが真の武闘派麻呂だ~

           先日掲載した「柳生一族の陰謀」の記事もそれなりに多くの方に見ていただけたようです。感謝申し上げます。  最近は「Ghost of tsushima」が大人気で、時代劇好きの私もイメージ画像やPVを見たときに「これは買うしかない!」と意気込んで購入しました。  鎌倉政権期の元寇(蒙古襲来)における対馬が舞台となっており、一人の侍が対馬を取り戻す戦いを繰り広げていくゲームとなっています。  グラフィックやキャラの動作などは勿論のこと、ストーリー展開やキャラデザイン、ステージ

          【私の本棚紹介】その2 葉室麟『刀伊入寇 藤原隆家の戦い』~これが真の武闘派麻呂だ~

          【私の本棚紹介】その1 『ダ・ヴィンチ・コード』

           二か月以上ぶりの更新となってしまいました。  将棋の記事や時代劇の記事を書こうかと思っていたのですが、なんだかイマイチ進みが悪かったので没にしてしまいました…また需要がありそうかなと思ったら書き進めて投稿してみようかと思います。  ここからは少し趣向を変えて、自分のこれまでの歩みを振り返っていく記事を少しずつ上げていきたいと思います。  私は積読趣味や本の虫という訳でもないのですが、書籍をそれなりに収集しはじめてからそこそこ本棚っぽくなってきたこともあり、自分自身の読書遍

          【私の本棚紹介】その1 『ダ・ヴィンチ・コード』

          春日太一『時代劇入門』個人的書評

          2020年5月1日読了。 「時代劇って古臭い」。そんな言葉をこの人生の中で何度聞いたことだろうか。小学生の頃、家に帰った夕方ごろ、テレビの再放送でやっていた「水戸黄門」や「暴れん坊将軍」などを熱心に観て、「やっぱり水戸黄門は西村晃が好きだな」とか「爺やは船越英二がいいな」なんてそんなことをその頃からやっていた。今考えても奇特な小学生だが、同級生や親からも異端扱いされていたような気がする。決していじめられていたわけではないけれども。 そんなせいぜい十数年前ですら所謂「時代劇

          春日太一『時代劇入門』個人的書評

          凄いぜ!『柳生一族の陰謀』

          昨日(2020/4/11)、NHKBSにて放映された吉田鋼太郎主演『柳生一族の陰謀』。皆様はご覧になっただろうか。オリジナル版を見たことのある方には懐かしく、初見の方にはとても新鮮に思えたのではないだろうか。 奇抜なシナリオ、ド派手なアクション、俳優もセットも豪華な超大作のおもかげは今回のリメイク版でも大いにのぞかせたと思います。 今回はそんなリメイクされた『柳生一族の陰謀』の魅力と作品の特徴などをご紹介していきたいと思います!オリジナル版との比較も少しだけしていきます。

          凄いぜ!『柳生一族の陰謀』

          上坂すみれさんをもっと楽しむための手引き~その1~

          先日投稿した『上坂すみれ「ネオ東京唱歌」のモチーフっぽいもの諸々』(https://note.com/yutorinokodomo/n/n4d4273b21629)はド底辺の筆者としては大変多くの方に閲覧いただきました。ここに御礼申し上げます。 疑うまでもなく、上坂さんは容姿端麗、才色兼備の大人気若手声優の一人であるとは思いますが、ネットの様子とか本人の言動とかを見ると「なんかロシアとかソ連とか言ってるし、訳わかんねー」とか「天知茂って誰だよ。」「BT-3ってなにそれおいし

          上坂すみれさんをもっと楽しむための手引き~その1~

          「Coffee Talk」のレポ

           来る1月30日発売のtoge productions製作(パブリッシャーはchorus worldwide)「coffee talk」体験版が絶賛配信中(PC,Switch,PS4)であるので、それについてまとめておきたい。 少し前に「HEADLINER;NOVINEWS」というマスコミを体験できるゲームに関して簡単にまとめたが、同じパブリッシャーから出ているということもあり、期待がそれなりにできるところでもある。 今回の舞台はシアトル。ノヴィスタンとかアルストツカのよう

          「Coffee Talk」のレポ

          同志上坂すみれの誕生日に寄せて

          1991年12月19日、一人の天才がこの世に生を享けました。 ロシアを愛し、中野ブロードウェイを愛し、ミリタリーを愛し、メロウくんを愛し、三澤さんを愛し、天知茂を愛し(以下省略)、そして我々同志を愛してくださいます。 その愛はウラル山脈より高く、バイカル湖より深いものです。我々が日々労働などに励み、生活をしているのも同志上坂すみれの慈愛によって成り立っているといっても過言ではありません。 今日の良き日をみなさんで共にお祝いしましょう。 С днём рождения.

          同志上坂すみれの誕生日に寄せて

          「HEADLINER:NOVINEWS」というゲーム

          最近、少しtwitter界隈で話題になっているPC/PS4/switchで展開されている「メディア・バイアス」AVG、「HEADLINER:NOVINEWS」。 まだ筆者も完全クリアはしていないが、なんとなくゲームの大まかなことを記しておくことにする。 ・ゲームの基本的な構造 このゲームはノヴィスタンと呼ばれる架空の国にある「NOVINEWS」という新聞社の編集長として、日々記者から上がってくる記事を載せるのか載せないのかを選択するゲームである。というかそれぐらいしかでき

          「HEADLINER:NOVINEWS」というゲーム