城里TT50km 総合3位レポ、機材等
少々恥ずかしいタイトルにしたが、総合での表彰台とか一生にあるかないかだからここぞとばかりに使わせてもらったw。
もちろん狙っていたわけではない。自分の力を置いてきたら天からおまけが舞い降りてきた感じ。
■レポ
①数値データ結果
②当日の走り
③当日機材
■今後の城里
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■レポ
①数値データ結果
完走者120人中、総合3位
1時間8分17秒 平均時速44.8㎞/h 平均パワー293w 平均ケイデンス103rpm 平均心拍163bpm
出走前の目標がAve40km/hで走る事と、FTP更新(前回ブログ記載)。
結果FTP更新はひよって守りに入ってしまったけれども、大幅に垂れるはしりはしていない。
②当日の走り
前回ブログ記載通り、脚は作り上げたが前々日からまさかの風邪気味。おまけにチームの夜中の1時といういつもなら寝ている時間の集合時刻に慣れず前日睡眠ほぼゼロ(移動中バスの中でうつらうつら)という最悪のコンディション。現地についてもあまりの体調の悪さに私だけ受付しない、準備できない…とDNS気味。それでも機材の具合は確認してみたかったから2週DNFで走りますと周りに伝え1時間半前より準備。
アップはヒルクライムのときと変わらない。1時間前に最後のカーボを入れて、40分前にブーストショット、20分前にミトロング5粒(1週間前から摂取)をぶち込んで、ローラーで15分ほど回してLT1の心拍まであげる。そこそこ体は動けそうだったので、ここに来て始めてパレードランで様子を見て完走するかDNFするかを決めますと伝える。
何の気負いもなく集合場所地点に。知り合いが居て少し会話していざコースへ。高速道路に侵入したかのような感じで、ヒルクライムとは違う高揚感。仲間のカメラにもしっかり反応w。
パレードランは車線左側を走り、もちろん皆飛ばして足を使うようなことはしないんだけど、自分は機材を確かめたいから少し踏んだりその時の数値を確認したりの繰り返し。すると思いのほかパワーに対してのスピードが速い事に気づく。比較対象は荒川での平坦練習時の数値。荒川では自分が300w前後出して40㎞/hを維持できるかどうか。今までIRCのFormula proしか使ったことがないところのタイヤをグランプリTTにしたせいか、ホイールを鉄下駄ではなく一応ホイールカバーを付けたディスク仕様にしたせいか、路面状況、新品のチェーン…。変数が絞り切れないが、とにかくスピードはでるのを確認できて、これは!と気持ちが入る。
1周終えてスタートライン切る前にダンシングで50㎞/hくらいまで上げて右車線へドロップイン。あとは左手に書いたAve40km/hで走ったときのラップ時間8分30秒目安にと前後38、39、41、42の場合のラップ時間と睨めっこして走るだけ。
すると1週目7分30秒??手元にはないラップタイムを見て、少し踏みすぎてるかと気持ち落ち着ける。2週目7分31秒、3週目7分29秒、4週目…。これは本物だ。全くもって息すらあがってない中ここでワンチャン年別ならイケると思い5週目ラップ切ろうとしたときに、ガーミンの右ボタンを押して止まってしまったサイコンを動かすことであたふた。事なきを得たが、復させるまでの1分位かなり焦ってペダリングも呼吸も乱れてしまった。
ものの見事に4周目~5周目でラップがおかしなことになって、以降の周から乱れ始めているのが見て取れる。取り敢えず頭の中でラップ表示より1多く走っているんだということを念仏のように唱えながら、総合距離表示だけを確認しつつ走り、最後はダンシングでもがいて終了~。
チームバスに戻ったときはプルプルの小鹿になってもだえ苦しむ。一応、体の反応的には出し切ったみたいだが、明らかにAve42km/h以上で進んでいたのが分かり、尚且つ最後まで誰にも抜かれなく走っていたこともあり安牌に出たのはパワー数値上明らかだ。ZwiftでFTP一定で1時間走ったのはレースで人に追われてたから。荒川で同じく1時間をローラーと同じパワーで走れたのは、何が何でもAve40km/hで走り切ってやるという明確な目標があったから。ホントスポーツにおいて自分の力やメンタルだけで、ライバルや目標数値といったものが明確でない中で100%出すのは難しい事だと思い知った。
③当日機材
フレーム:サーベロS5(リムブレーキ最終年式) サイズ51
ホイール:ONEAER 30mmハイト(前後ハブの鬼ベア換装をササキパフォーマンスサービスさんにて施工、およびスターラチェットを54Tに変更)
ホイールカバー:EZ Disc Cover (700c) を取付
タイヤ:GP5000TT TLR 25c
シーラント:imezi(タイヤ取り付け、ホイールカバー、バランス等セットアップ系全てCYCLE CUBEさん施工)
STI、ブレーキ、FD、RD:DURA9070
パワメ:Rotor in powerクランク式
チェーンリング/スプロケ:54-42真円Rotor社製/11-23Dura9000系
チェーン:Dura11速用
ルブ:MOLTEN SPEED WAX(RX BIKEさんで施工)
ハンドル:PRO VIBE エアロカーボン 380mm
ステム:スペシャライズドSLステム110㎜
DHバー:プロファイルデザイン
バーテープ:カブト超薄手
(DHバーのぐらつき防止やハンドル周りは全てTRYCLEさんにて施工)
コラムスペーサー:富士ヒルゴールドリング⇦これ超重要!www
サドル:ANTRES VERSUS EVO 00 ADAPTIVE
ペダル:LOOK KEO BLADE スチールベアリング
シートポスト:純正
■今後の城里
①ひたすらに同じセッティングで50㎞に出場してその時のスピードや時間というよりは(気象条件で変わるから)、パワー値を見続けてその成長の度合いを見る。
メリット:シビアに自分の脚力の成長が分かる
デメリット:ストイック過ぎて面白くない。毎年やっていたらメンタルやられそう
②タイトルを獲りに行く
メリット:取れれば、嬉しい。
デメリット:50㎞、100㎞、200㎞になるに従い、TTバイクを始めとする機材投資が伴う。
う~ん、難しいねこれは…。
現実は50㎞で機材投資なしのロードバイクで総合1位を目指すか、100㎞で年別入賞を目指すかが直近で考えられる案かな。100の総合、200の総合はおろか年別はTTバイクじゃないと太刀打ちできないと思う。
ただ、自分も次回までには少しでもエアロを極めるべく、後ろ髪をガンガン伸ばしてジェルかポマードでガチガチにテール状な流線形に固めてどんなポジションでも対応可能なヘアー式エアロヘルメットなるもので参加したいと思う。
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