事業再構築補助金、通常枠で採択されました。
はじめましての方も多々いらっしゃるかと思いますので、冒頭簡単な自己紹介をいたします。
私、株式会社クリエイティブプレイス代表取締役の中村と申します。日本酒原価酒蔵という国内No.1日本酒専門店をはじめ、高級寿司店等の飲食事業を中心に、飲食店向けサービス開発/販売、日本酒ブランド開発/販売事業を行っております。24歳で独立し、現在は33歳。年商は15億円ほどの企業の代表です。
今回新型感染症による売上低下に伴い、事業再構築補助金を申請し、無事採択されました。
事業計画書作成にあたり、色々と学びましたので、その一部をお話致します。なお、実際に通過した事業計画書は¥10,000にてご提供いたしますので、画面最下部よりご購入ください。
それでは早速本題に入ります。
事業再構築補助金とは?
事業再構築補助金って何なのっていうところですけど、「コロナの影響で業績が落ちているところに対して、今後意欲的に改革等を行って調整しますよということを国が支援します、と言った仕組みになります。
これって結局どういうことかというと、お金が貰えるんですよ。事業計画書を作って、ある条件に沿っていればお金払うから何とか復活してねといったような補助金になります。
該当する条件が大きく分けて3つあります。
申請前の直近6ヶ月間のうち、任意の3ヶ月間の合計売り上げ高が、コロナ以前の同3ヶ月の合計売り上げ高と比較して、10%以上減少している中小企業など。ほぼすべての中小企業が10%くらいダウンしているのかなと思います。
で、事業計画を認定経営革新等支援機関や金融機関で策定し、一体となって事業再構築に取り組む中小企業など。要するに国が認めた機関と一緒に事業計画作ったら認めますよ、というものですね。
補助事業が終了後(補助事業というのは補助を始めてから1年間のこと)、その1年後以降の3~5年で付加価値額の年率平均額3.0%(一部5.0%以上)の増加または、従業員一人当たりの付加価値額の年率平均3.0%(一部5.0%以上)の増加の達成。
この3つの条件を満たしていれば申請ができます。これもほぼすべての企業が当てはまるのかなと思います。
実際どれくらいお金が出るの?
どれくらいお金出るのというところですけど、中小企業と中堅企業というのがあって、我々のような中小企業だと、通常枠と卒業枠というのがあります。
この補助枠と出ているのが、投資が9千万に対して補助3分の2で6千万までだったらお金出しますよということです。
次、卒業枠が、補助率が3分の2でMAX1億円まで出しますということです。卒業枠というのが、組織再編、新規の設備投資、グローバル展開のいずれかにより、資本金または従業員を増やし、中小企業から中堅、大企業へ成長する事業所向けの特別枠。
要するに大きな絵を描けて、それを経済産業省が認めたら、卒業枠というところで申し込みできますよというところです。
で、中堅企業というのは通常枠というのがあって、補助率が2分の1。(中小企業の方が補助率は高いですね。)補助額が8千万円です。
グローバルV字回復というのがあって、これは補助率2分の1のMAX1億まで出しますよというところですね。
一応ここに経済産業省のホームページに乗っているリーフレット載せておくので、読んでもらえればわかるのかなと思います。
緊急事態宣言特別枠というのもあるんですけど、これは30%以上売り上げが減少しているところ、多くの飲食店に関わる会社は30%以上減少していると思うので、この緊急事態宣言特別枠というのが適用になるかと思います。ただ金額がすごい少ないので、うちの会社は通常企業の通常枠で申し込み、採択されました。
こんな感じで簡単に概要です。この制度自体を解説しているブログやYou Tube動画はたくさんあるので解説自体が見たい方は他を見てもらって、僕は実際にどういう風に進めていきますか?という、"より具体的なところ"の話をしていきたいなと思います。
実際どうやって事業計画書の作成を進めるか?
まず、皆さんがした方が良いことは、この資料を読んでくださいというのがあります。
一つ目は事業再構築指針の手引きというものをまず読みましょう。事業再構築指針の手引き。この資料をまず読む。この資料を読めなかったら申し込みできないから、他の人に頼るしかないですし、これくらいは経営者だったら読まなきゃダメですよとは思いますけどね。
まずは、これを読んで大枠を理解すること。ちなみにこの補助金の過去通った事例とか探したんですけど、見つけられなかったです。ゼロベースで考えなければいけない、認定機関自体もどうやってやったらいいのかわかっていないです。
相手の立場に立って、いわゆる判断する人たちが有識者の方なので、有識者の立場に立って物事を考えて作っていくことが必要かなと思っています。
繰り返しになりますが、まずは事業再構築指針の手引きを読む。これを読んだら、大枠被っているところはあるんですけど、応募要領は出ています。これの一番大事なのが、23~24ページ。
23~24ページ何が書いてあるかというと、事業計画書をこのように作ってくださいねと言って、経済産業省が求めていることが書いてあります。なのでその求められていることに沿って事業計画書を作りましょう。
1つポイントが、15ページ以内に作ってくださいと書いてあるんです。ただ絶対超えちゃダメという言い方をしていないんですよね、書類上は。ただ実際に説明会みたいなものがあってそれを聞きに行ったところ、15ページ超えたらどうですかという質問が多々あったんですが、そこは政府関係者の方は15ページ以内に抑えてくださいの一点張りだったので抑えましょう。
まずは事業再構築指針の手引きを読んで理解すること。
指針の手引をしっかりと読んだら...
そのあとに公募要領の23~24ページに沿って事業計画書を作りましょう。(他にもこういう風にやってくださいねと書いてはありますが、概ねほぼすべての会社で当てはまらないってこともないと思うので、そこまで最初に読み込む必要はないかなと思います。)
まずは事業計画書を作らないとどっちにしても出せないので、事業計画書を作るために、手引きを読む、公募要領の23~24ページをしっかりと読んで、相手の立場になって事業計画書を作ることをやりましょう。
オススメの認定機関は?
もちろんコンサルの方もいますし、認定機関の中には税理士さんもいますが、金融機関に依頼すべきです。弊社のメインバンク りそな銀行さんの方では、手数料0%でやってくれましたのでお願いしました。金融機関だったら特に手数料かからず認定を受けられると思いますので、税理士ではなく、金融機関にお願いした方が良いのかなと思います。
事業計画書作りにはトータルで22時間くらいかかりました。弊社のファイナンスコンサルに入ってもらっている方、りそな銀行の東京中央支店の支店長さんと一緒にお話をして、通常枠の採択が決まりました。
僕が実際に通過した事業計画書は¥10,000にてご提供いたしますので、画面最下部よりご購入ください。
ちなみに現時点(2021/6/18)うちの有料のオンラインスクールに入っている人たちにはお渡しするので、言ってもらえればあげます。
この補助金MAX6千万出るわけですよ。もちろん書き方にもよるし下りるもの下りないものってあるんですけど、ここは通ったらめちゃくちゃラッキーなので、出した方が良いと思います。
概ねほぼすべてのモノが対象経費かなと思うので、新しい取り組みの絵を描いて、しっかりと相手が求めている内容に沿った事業計画書を作れば通る可能性があるので、6千万投資した場合に4千万返ってくるわけです。
で、この補助金を申請するにあたって、金融機関と共に作成すれば、いわゆる補助金が降りる前提で先方も融資してくれたりとか、運転資金を入れてくれたりってことも考えられるので、まず絶対に最優先で取り組んだ方が良いのかなと思っています。
もし、悩まれたら...
コンサルやサポートをしてほしいという事でございましたら、以下にご連絡ください。有料ですが、サポートします。
leofbs.info@gmail.com
さいごに
私は、YouTubeにて色んな動画(飲食店をオープンするところから、繁盛店を作るまでのありとあらゆるカリキュラム)を撮って皆さんにお送りしています。それ以外にも、有料版のオンラインスクールではメディアブルというプラットフォームを使って、有料限定の動画を配信したり、Facebookで僕が記事に対してコメントしたり、実際に事業で使用しているフォーマットや数字をオール公開とかしています。
その前の段階でよりわかりやすく皆さんに飲食店経営を学んでもらいたいと思って、LINEのビジネスアカウントを作りました。これはすべて無料になっています。もしよかったら友達登録して、使い倒してください。そこから僕らにメッセージをくれて、例えば事業計画書のコンサルしてくださいということもできるので、そちら見てもらえればと思います。
実際に通過した事業計画書は以下よりご覧頂けます!
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