公園、人、めっちゃいる
日に30分くらい散歩をしてて、それなりに運動した気になって満足してるんです。
天気いいし、花粉症の恐れも今のところないし。
積極的に運動をしてこないと散歩くらいが限界なんすよ。ちょっと坂あるとキツいくらいの体力のなさ。80才くらいの体力だと思う。
罪悪感拭う用の散歩としては、どことなく植物があった方が良いような気がして、近所の公園をぐるっと回って。
平日の昼間なのであんまり人はいないだろう、という油断があったんです。
いるわいるわ。わさわさいるわ。木の本数の半分くらいはいる。
一人当たりに割り当てられる木の数は二本でしょう。これだけいたら。
それで花粉症大丈夫なのかな。みんなが花粉を吸ってくれて。
花粉症の人にはきつかろうに、わざわざ俺のために。
公園の王だな。
人々が俺の庭で楽しんでいるようで、民を守っているような気分になる。
我が国の税は主に花粉の吸引量である。
宮殿は蒼穹の輝きを放つビニールシート製だ。
ドッグランというやつがあるからか、犬も多い。
これは人が一ダースあたり一匹程度か。
平日の昼間から、ドックランで犬をわんわんさせている。
彼らは我が国の賓客だ。
犬は息が荒いイメージがある。ドッグのランで走ったとなれば、呼吸が乱れることは確実。吸のタイミングで税金チャリンチャリンだ。これは高額納税が期待できる。
ところで花粉を吸う音はチャリンチャリンなのだろうか。
ぴょぴょぴょぴょ
みたいな音だろうか。タピオカを吸う音を小さくしたような。
花粉見つけたら吸ってみよう。タピオカを吸ったこともないが。