カクヤスが便利
しばらくハマっている缶チューハイがあり、これを箱で、まとめて買う。
本絞りのグレープフルーツ。おいしい。
このチューハイを知る前は、ジョニーウォーカーの黒をソーダで割って飲むばかりだった。最近はチューハイの方が多い。
エリアが良いのだろう。頼んだら一時間程度でくる。便利すぎる。真面目に値段を比較したことはないが、恐らく安いんだろうし。いいことづくめじゃないか。
知り合いのバーテンダーに勧められたのがきっかけだった。アプリは恐ろしいクオリティだけどすぐ来るからいいよ、と。
それまでは、俺が信仰する神の一柱であるAmazonで買うことがほとんどだったが、カクヤスは届くまでのスピードが桁違いだ。
先ほどもまた、ストックが一日の飲酒量を割ったので注文した。
一つだけ小さな違和感を抱いたので、このテキストを書いている。
注文画面でもクーポンのバナー出すのはどうなの?ご一緒にどうですか的な?
邪魔なんですけど?
注文ボタンを隠すなよ今。重要なCTAボタンだよ。そこは。
飲みたいんだ俺は酒が。
酒が切れたらまずいんだ残り少ないこの酒がなくなったらどうする怖い怖い飲む酒が尽きるのは怖い早く発注しなければああ早くこのバナーを閉じて邪魔だ注文確定ボタンを押させてくれ頼むから飲ませてください酒を飲ませて早くいますぐに。
お願いだよ。
そうやってカクヤスは、俺がアルコールに強く依存していることを気づかせてくれる。いいことづくめじゃないか。
まずは冷静になって、バナーを閉じるための小さな小さなバツ印のボタンを。それから少しだけゆっくりと、注文ボタンを押した。
今日もありがとうカクヤス。