カンボジア日記第68号(ナガワールドFCセレクション)
សួស្តី!
今日はナガワールドFCアカデミーのセレクションが行われました。
今年からカンボジアプレミアリーグに所属しているチームに対して、アカデミーチームの設立が義務付けられました。
そのため、ナガワールドFCも今年からU19とU16のチームが設立され、セレクションが開催されました。
自分はナガワールドFCが学校のグラウンドで練習していた縁もあり、U16のコーチを務めさせていただくことになりそうです。
もちろん、協力隊での活動を最優先に取り組みながら、全力で取り組みます。
U19のセレクションでは、
①スクエアでのパス&コントロールを3パターン
②5vs5のボールポゼッション(30m×30m)
③ハーフコートゲーム(7vs7)
④フルコートゲーム(11vs11)
が行われました。
伸び代がありそうな選手がたくさんいました。
しかし、カンボジアのサッカー事情としては小学生年代や中学生年代で草サッカーしか取り組んできていない子どもたちがほとんどなので、身体の使い方がぎこちなかったり、サッカー理解といった点でかなり低くなってしまっています。
U16のセレクションは次のように行われました。
①対面でのパス&コントロール→スクエアパス(技術不足のため、途中で断念)→対面でのパス&コントロールに戻る。
②ボールポゼッションを予定していましたが、技術不足のため断念。すぐに試合へ。
②ハーフコートゲーム(8vs8)
という流れになりました。
U16の方は自分の学校の生徒も多くきていたのですが、おそらくセレクションという意味を理解しておらず、サッカーができるからといった感覚で参加している子どもたちが多かったように感じます。
そのため、素人同然の子どももたくさんいました。
コーチがトレーニングを断念したことも頷けます。
カンボジアとしても初めての取り組みですし、日本人だとどういう場なのか前提知識として皆が理解していると思いますが、カンボジアの子どもたちは全く理解できていない様子でした。笑
自分の学校の子どもたちはいつもと同じような様子で緊張感のない子がほとんどでした。笑
試合をするにあたってもまともにボールを蹴れない選手もいたので選考が難しかったです。
コーチたちと優れた子を何人か呼び、もう一度パス&コントロールを行い、技術レベルで問題がないか確認したあと、10数人の選手が選ばれました。
この際に私にも選手を選考する権限があり、それを事前に知らなかったので普段行っている草サッカー指導で一生懸命に取り組んでいる生徒を推薦しました。
自分の学校での活動とリンクさせながらサッカー指導も行っていけそうです。
クラブのアカデミーチームとしてはかなりレベルも低くなりますが、小学生年代や中学生年代でプレーできる環境が草サッカーくらいしかカンボジアにはないので仕方ありません。
カンボジアサッカー、ナガワールドがより良くなるために自分をアップデートさせながら取り組んでいきます。
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