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事業のネタ帳 #35 ユースケースから考えるWeb3事業機会(後編)
本記事は「事業のネタ帳 #25 ユースケースから考えるWeb3事業機会(前編)」の後編です。 前編記事を2022年8月に書いてから約半年が経過しましたが、11月に大手暗号資産取…
事業のネタ帳 #35 ユースケースから考えるWeb3事業機会(後編)
本記事は「事業のネタ帳 #25 ユースケースから考えるWeb3事業機会(前編)」の後編です。
前編記事を2022年8月に書いてから約半年が経過しましたが、11月に大手暗号資産取引所FTXと暗号資産レンディング大手BlockFi、2023年1月にDigital Currency Group子会社のGenesis Globalの度重なる破産申請により暗号資産市場の厳冬期が訪れています。
2023年
事業のネタ帳 #25 ユースケースから考えるWeb3事業機会(前編)
2019年以来のクリプト・ウィンター(暗号資産の冬)が訪れました。
マクロ経済の悪化やTerra(LUNA)・3ACなどの破綻騒動により、暗号資産全体の時価総額は、2021年11月の3兆ドルから、1兆ドルまで減少しました。BTCとETHの価格もピークから70%ほどの大幅な下落を見せています。
OpenSeaの月間取扱ボリュームは6月以降大きく低下。DeFiのTotal Value Locked
事業のネタ帳 #18 クリエイターファンドと個人向けファイナンスの未来
2021年11月、米国のVCとエンジェル投資家がMarina Mogilkoという当時31歳のロシア人YoutuberにUS$1.7M(約2.2億円)を出資しました。Marina Mogilkoは今後30年間、収入の5%を投資家に支払うことになります。
投資家となったのはベンチャーキャピタルファンドのSlow Ventures、シリアルアントレプレナーのLiberman兄弟、a16zのジェネラル
東南アジアにおけるWeb3スタートアップの事業機会
2021年後半から日本や米国だけでなく、東南アジアやインドのテックメディアでもWeb3という言葉を頻繁に目にするようになりました。東南アジアのVCと話していても必ずと言ってよいほどWeb3が話題にあがります。
また、ベトナム人起業家によって創業された「Sky Mavis」によるNFTゲーム「Axie Infinity」が2021年に大ヒットし、a16zやParadigmなどから時価総額$3Bで$
事業のネタ帳 #4 データドリブンファイナンス
VCは機関投資家や事業会社、エンジェル投資家などの出資者(LP)から出資を募り、社会の負や課題を解決して急成長を目指すスタートアップへの投資活動をしています。機関投資家の目線では、VCは債券や上場株式、不動産などと並ぶアセットアロケーション先の1つの金融商品でもあります。
金融は経済活動の「血液」と例えられることがありますが、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Go
【シード調達のリアル #7】投資後の関係性 - Finance by Genesia -
こんにちは、ジェネシア・ベンチャーズの河野です。普段はベトナムのホーチミンを拠点に日本や東南アジア、アフリカのスタートアップへの投資活動をしています。今回は"Finance by Genesia"の第7稿となります。
Finance by Genesiaを始めた背景昨今、数多くのVCファンドが組成され、数百億円規模の大型ファンドも珍しくなくなってきました。ベンチャーキャピタルの数が増えることはス
ベトナムスタートアップに投資する3つの理由
本日のプレスリリースでお伝えしました通り、2020年10月末よりジェネシア・ベンチャーズのベトナムオフィス代表に着任しました。ベトナムオフィスはベトナム人メンバーのズンと私の2名体制となります。
ジェネシア・ベンチャーズでは2017年にベトナム投資を開始し、不動産ポータルHomedy、民泊プラットフォームLuxstay、飲食店向けB2B仕入れプラットフォーム・オンラインスーパーKAMEREO、医
Sequoia Capitalから学ぶスタートアップの強い組織作り
こんにちは、ジェネシア・ベンチャーズの河野です。
これまでVCとして日本や東南アジアのスタートアップと働かせて頂く中で、チームの強さとスタートアップの成功には強い相関関係があると感じています。チームの強さは、チームメンバーのソフトスキル・ハードスキルの総和及び事業との適合性、そしてCIや行動規範、カルチャーによる共通認識の醸成度合いに依拠すると考えています。
私たちジェネシア・ベンチャーズも支
DoerとDreamerのたった1つの違い
スティーブ・ジョブズは12歳の頃に周波数カウンターを作っていたが、部品が足りず完成させることができなかった。スティーブはそこで諦めずに考えうるたった一つの手段をとった。電話帳でヒューレット・パッカード共同創業者のウィリアム・ヒューレットの自宅の電話番号を探して電話をかけたのだ。
驚くことにウィリアムは電話に出た。スティーブが自身が何者でどのような要件で電話をかけたのかを説明すると、ウィリアムは笑
Faireの事例から見る小売店向けB2Bコマース
こんにちは、ジェネシア・ベンチャーズの河野です。
今回はY CombinatorのグロースファンドYC Continuity FundのAnu HariharanとNic DardenneによるReimagining B2B Commerce with Faireというブログををご紹介します。
COVID-19によるEC市場環境の変化COVID-19によって世界中でEC化が加速しました。米国で
東南アジアのネクストユニコーンスタートアップ3選
こんにちは、ジェネシア・ベンチャーズの河野です。
前回記事「【保存版】東南アジア経済とスタートアップエコシステムの現状と未来」の続編として、今回は東南アジアのネクストユニコーンスタートアップについてご紹介します。※選定基準は独断と偏見です。
東南アジアのネクストユニコーンスタートアップCento Venturesのレポート「Southeast Asia Tech Investment – 20
アジア版YC - Sequoia Capital IndiaのSurge第一期スタートアップまとめ(後編)
こんにちは、ジェネシア・ベンチャーズの河野(@yutodx)です。
今回はSequoia Capital Indiaのインド・東南アジア向けアクセラレータープログラムSurge第一期スタートアップまとめ(後編)です。前編はこちら。
Surgeは$1-2Mのシード投資と、米国、中国、インド、東南アジアのSequoia Capital投資先スタートアップの起業家がメンターを務めるワークショップで構
アジア版YC - Sequoia Capital IndiaのSurge第一期スタートアップまとめ(前編)
こんにちは、ジェネシア・ベンチャーズの河野(@yutodx)です。
今回はSequoia Capital Indiaのインド・東南アジア向けアクセラレータープログラムSurge第一期スタートアップまとめ(前編)です。後編はこちら。個人的に調べていたのですが、せっかくなのでnoteで記事化してみようという試みです。
Surgeは$1-2Mのシード投資と、米国、中国、インド、東南アジアのSequo
【保存版】東南アジア経済とスタートアップエコシステムの現状と未来
こんにちは、ジェネシア・ベンチャーズの河野(@yutodx)です。
ジェネシア・ベンチャーズは日本・東南アジアの革新的なデジタルビジネスを手掛けるシード・アーリーステージのスタートアップへの投資に特化した独立系ベンチャーキャピタルです。2016年の創業からこれまでに約80社のスタートアップに投資させて頂いています。
私の経歴としては、インドの日系スタートアップ、教育スタートアップQuipper