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自分に優しくしたくなった日

3ヶ月ぶりかな。「自分に優しくしたくなった日」が訪れました。

フリーランスになってから6年。

自分のために、家族のために、「頑張る」をしてきました。

右も左もわからない中で、突然会社員をやめて独立したから「頑張る」しかできなかったんですよね。

ちなみに、僕の中での「頑張る」は、何かしらの「生産的活動」をすることを指します。

何かを「生み出す」をしていないと、自分に「価値」を感じられなくなっている瞬間があります。

こいつがなかなか厄介で、自分ではそのモードに入っていることに気づけないんですよね。

だから、気がついたら疲れが溜まっていて、急にスイッチをOFFにしたくなる日が訪れる。

それが、昨日でした。

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子どもたちを園に送ってから、そのままの足でコンビニに向かい、普段ならあまり食べないポテトチップスやカップラーメン、スイーツを爆買いして帰宅。

そして、部屋の電気を消して、カーテンを閉め切り、ソファーの上に陣取って、ずっと観たいと思っていた、アニメやら映画を見続ける。

極力デジタルデトックスを心がけ、「何もしない」を全力でするんです。

やることといえば、ご飯を食べて→お昼寝をして→ご飯を食べて→お昼寝をするくらい。

どうでしょうか?なかなかのダメおやじぶりですよね。笑

これが僕の「自分に優しくしたくなった日」にすることです。


僕は、妻と子どもたちが大好きです。

他にも、定期的に近況を聞きたくなる大切な友だちが何人かいます。

お客様のことも大好きです。

だから、時間があれば、みんなの話を聞きたいんです。

みんなの話を聞いている時間は「生産的活動」をしていないので、「休む」ができた気がするんですが、実はそうでもなくて、案外「休む」ができていない僕がいるんですよね。

特に家族と一緒に、お休みの日に外食をしたり、公園に行ってのんびりしたりすると、すっかり「休む」をした気になるんですが、実は全然休めていなくて、「疲れ」が溜まっている、なんてことがよくあります。

そんなときに、いつも思うんです。

あ、僕には「自分を貸し切る時間」が必要なんだな、って。

「誰か」のことばかり見続けていると、急に「自分」が寂しさを訴えはじめることがあるんです。

昔は、そんな「自分」の小さな声に気づいてあげることができませんでした。

身体や心が疲れていても、「甘え」だと思っていたので、「休む」をしませんでした。

そして、「頑張る」をやり続けた結果、鬱になったり、身体を壊してしまうことがよくあったんですよね。

だから、最近では意識的に「自分に優しくする日」を設けるようにしています。

生産的活動をできるだけストップして、戦略的に「何もしない」を全力でするんです。

人によって「何もしない」をする内容は違うと思うんですが、僕の場合は、とにかくありえないほど「ダラダラ」をします。

普段なら「そんなことやっちゃダメでしょ」と思っていることを、あえて意思的に全力でやります。

すると、自分に優しくできた分だけ、他人にはもっと優しくなれるようになるんですよね。

「うんうん。わかるわかる。そんな日もあるよね。」って、心の底から言えるようになる自分が育ちます。

だって、本当にみんなそれぞれ頑張ってるじゃないですか。

だから、あなたも僕も、もっと緩んでも良いんですよきっと。

ちなみに、昨日「何もしない」を全力でやった僕は今、すご〜く緩んでいます。

ダイエット中に、チートデイを挟んだ方が、痩せやすくなるのと同じように。

きっと「頑張る」をしたい人には「何もしない日」が必要なんだと思います。

昨日まで、ジョギングをしたことがなかった人が、いきなり今日から32.195kmを走るだなんてことをしたら身体を壊しますが、「休む」を時折入れながら、少しずつ進んでいったら、数年後には確実に走れるようになります。

何が言いたいかって。初心者がいきなり、トップアスリートの基準値に合わせようとしなくて良いと思うよ、ってこと。

それと同じで、どうやらフリーランス6年目の僕は、3ヶ月に一度「何もしない日」を挟んで「休む」をするくらいの体力量のようです。

会社員時代の僕は「サボる」しか考えていなかったから、当時に比べたら、ずいぶん体力がついたと思います。すごいなぁ、じぶん。

さてさて。

しっかり休んで、体力ゲージが回復されたので、僕は今日からまたコツコツ歩みを進めていきます。


あなたは最近、しっかり「休む」をしていますか?

「何もしない」はできていますか?

「自分を貸し切る時間」は作れていますか?

他人に優しく、自分にはもっと優しく。

最後まで一緒に過ごす大切な「じぶん」だから、心も体も大切にしていきたいですよね。

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ゆうと
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