【初心者】2023年12月いま最も熱いAIとは?
今注目のAIについて
2023年を振り返ると、怒涛のAIブームという1年でした。特に生成AIの進化や注目度は凄まじかったと思います。AIブームは過ぎ去り、平穏な日常が戻ってきましたが、生成AIのさらなる進化は止まりません。毎日のようにAIを使って仕事や勉強をしている私が、今最も熱いAIサービスをご紹介します。
大規模言語モデル(LLM)
LLMは、膨大な量のテキストデータで学習された言語モデルで、自然言語の生成、翻訳、要約、質問への回答など、さまざまなタスクをこなすことができます。LLMが注目される理由は、以下の3つが挙げられます。
・創造性やユーモアのあるテキストを生成する能力
・多様なタスクをこなす能力
・低価格で利用できる
創造性やユーモアのあるテキストを生成する能力
LLMは、膨大な量のテキストデータで学習されているため、人間のような自然なテキストを生成することができます。また、創造性やユーモアのあるテキストを生成する能力も高いため、新たなコンテンツの創作やマーケティングなどに活用されています。
多様なタスクをこなす能力
LLMは、自然言語の生成だけでなく、翻訳、要約、質問への回答など、さまざまなタスクをこなすことができます。そのため、さまざまなビジネスやサービスで活用されています。
低価格で利用できる
LLMは、クラウドサービスとして提供されているため、低価格で利用することができます。そのため、個人や中小企業でも気軽に利用することができます。
ChatGPTについて
一番有名でAIの火付け役となったのがOPENAI社のChatGPTですよね。生成AIはとても万能がゆえに使う側としては、何かアイデアや活用法が必要という特徴があります。
活用方法・主な機能
ChatGPTの活用方法としては、以下のようなものが挙げられます。
新たなコンテンツの創作(ブログ記事、小説、脚本など)
マーケティング(広告、プロモーションなど)
教育(翻訳、教材の作成、学習支援など)
ChatGPTで主要な機能は以下の4つです。
・チャット
・画像生成
・プラグイン(拡張機能)
・GPTS
・音声入力
初心者向け
初心者の方でマスターすべきなのは、「チャット」と「GPTS」です。チャット形式でやり取りが進んでいきますが、プロンプト(入力内容)によってかなり回答内容に差が出ます。自分の欲しい回答になるように上手に質問する必要があるのです。初心者の方はプロンプトの基礎を学んでみるとAIを日常的に活用できると思います。
こちらの記事はプロンプトの活用例になります。
GPTS
そして、ChatGPTユーザーの注目機能は「GPTS」です。先ほども述べましたがChatGPTのようなAIはできることが多く、解答も一般的な当たり障りのない回答が多いです。なので、初めは参考になりそうだと思ってAIを利用しますが,いったい何の役に立つのかわからない状態になってしまいます。以下はGPTSについての動画です。
音声会話
語学学習、対面でのコミュニケーション能力を向上させる為であれば。音声で会話してみましょう。リスニングへの活用は厳しい気がします。
Bard
Bardは、Google AIが開発したLLMサービスです。ChatGPTと同様の能力に加え、コードの生成や音楽の作成などの能力も持っています。また、数学や物理分野の問題の画像を解析して問題の解答過程を教えてもらうことも可能です。
特徴
Bardの特徴は、以下のとおりです。
Googleのサービスで使用できる
検索革命①
低価格
Bardは先日「Gemini」というLLMを発表しました。
Googleのサービスで利用できる
Bard上で、Googleのサービスと連携できます。メールの下書きをしたり、文章を作成・Youtubeのおすすめ動画を教えてもらうなど。
まだまだβ版の機能がたくさんあります。
検索革命①
たくさんのサイトから情報を拾いたい場合、これまでGoogle検索を使ってきました。生成AIが出始めたころは、これまでの検索サービスが淘汰されるのではないかと思われていましたがそうではないようです。
これまでの検索結果にAIの生成する文章が追加されました。これを読んだあとならほしい記事を見つけることができるのではないでしょうか?
Cpilot(Bing Chat)
CpilotはMicrosoft社が提供するAIツールです。ChatGPTが搭載されたブラウザなので、基本的にできることはChatGPTと同じです。ただ、かなり実用的に使用することができるのでご紹介します。
検索革命②
CpilotはChatGPTの検索用ツールとして特化しています。検索しながら使っていきます。
1つのウェブサイトを熟読したい場合に活用することで、作業効率が段違いに上がるはずです。
この使用例では現在開いているページの要約をしてもらっています。
他にも英語圏のサイトを開いて日本語で要約してもらったり、PDFの内容をまとめてもらうこともできます。
特徴
Cpilotの特徴は以下の3つです。
無料
画像検索、画像生成
回答結果に参考資料のリンクが表示される。
AIサービスの進化
これからはより発展的なAIサービスが登場します。すでにかなりのサービスがあります。
notionAI(Notion + AI)
Google Workspace (AI機能を追加)
Adobe
動作編集ソフト
など有名なプラットフォームに追加されるAI機能。これらも使っていきましょう。
また、自分でサービスを作成するエンジニアはAPIを活用して自分のサービスにAI機能を組み込んでいきます。
結論
①ChatGPTの基本的な機能が使いたい
→Cpilot(無料)
②Googleサービスを中心に使う
→Bard(無料)
③AIをフルで活用したい
→GPT4(月額20$)でGPTSを活用
AIを極めたい
→①+②+③
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