仕事だから...ということ
仕事だから...ということ。
「仕事だから、行けない。」
こう思ってしまうことがある。
「仕事だから」と言って、
自分を傷つけて、傷つけられることが
何度も起こってきた気がする。
苛立つし、悔しいし、
なんだか言えない。
・
仕事だから。
で襖を閉じるように
パシッと終わってしまうこと。
それで、
納得できてしまうほど、
僕の心はうまくできてない。
精密に作られたロボットのように。
何かに抗い続けるのだろうか。
心は誰のものだろうか。
・
・
「仕事だけど、行けそう。」
その日は空けて、行くということ。
仕事を休んで、行くということ。
僕には、
大事にしたいことがあるのだろう。
ちょっとした申し訳なさを感じながら。
期限が切れたカンパンを見た時のように。
よそいすぎたバイキングのように。
用事がないと、
仕事を休んでは行けないのだろうか。
「なんとなく。」
で1日仕事を休んでみたい
という好奇心。
・
・
「仕事で、行けそう。」
このように、
変わる時が来るのだろうか。
僕は、
それを望んでいるのだろうか。
仕事で行ってみたいところに
行けるということ。
大事なものを、
腕の中に抱えていたい。
仕事と、とはいえ
忘れたくないものがあるのだろう。
譲ってはいけないものがあるのだろう。
どこかに伸びていく植物のように。
なぜか出会ってしまう人のように。
仕事とはなんだろうか。
・
・
・
守ってみてくれよ、自分の感受性。
言ってみてよ、自分の思ってもみなかったこと。
2023/4/30
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