酔うということ
酔うということ
文明の力についていけない。
移動する機械についていけない。
乗り物についていけない。
体が追いつかない。
・
小学生の頃は、
エレベーターで酔っていた。
止まるときの、
あの浮遊感で気持ち悪くなる。
動けなくなる。
友達のマンションへ行く時は、
階段で行っていた気がする。
高いところも苦手で怖かった。
下を見れなくて、、ゆっくり登った。
・
電車酔いをするから、
近くの大学を選ぶことにした。
新快速の電車なら、酔わないのに
普通電車は、酔ってしまっていた。
止まる数が多ければ、多いほど
酔っていた気がする。
・
大学を出てから、
所謂、社会人というものになり、
仕事で車に乗ることが増えていた。
目が疲れていると、
自分で運転していても酔う。
バック駐車は、
方向感覚がわからなくなってしまうと酔う。
夜間の運転は疲れてしまうから、
よろしくない。
できるだけ
長距離の運転はしたくないが、
心が動いて行ってしまうこともある。
まだまだ
酔うことにいいイメージを持てないし、
お酒も強くはない。。
・
でも、何かしら
くらくらと
酔ってみたい気分。
ゆめとうつつの
間を行き来していく。
2023/2/20
にしだ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?