見出し画像

余裕を持つ大切さ

2024年2月23日、最高気温8度、最低気温マイナス10度と寒暖差が激しい1日でした。
今年の冬は毎週気温差が大きく、先週は春が来た!と思ったら次の日は大雪が降り、スニーカーはまた下駄箱行きです。
カフェのお客さんが、道端の花も先週咲いたばっかなのに、今はびっくりしちゃってるね〜と可愛いことを言っていました。
驚きなのが、こっちの人って暖かくなったときの反応がすごくて、
先週5度を超えただけで、町中に半袖短パンでチャリこいでる人が出現しました。

今日は最近の気持ちの気づきを書きたいと思います。

昨年4月に語学学校を卒業し、収入のない状態で約半年過ごし、毎月の家賃、食費、基本の生活費だけで出費が重なります。日本で社会人をしていた際の貯金はほぼ底をついていました。
5月からローカルカフェで働き始め、新しいことを覚えるのに必死な毎日です。貯金しなきゃ、変なとこにお金を使ってられない、ということで頭がいっぱいでした。私はカフェやベーカリー巡りが大好きなのですが、週に1回5ドルのコーヒーを買うのも気がひけるくらい。

せっかく誘ってくれたお友達とのご飯も、お金が…と頭から離れず正直あまり楽しめていなかったです。断れよ、って話なのですが、それもしたくないし、と我儘ですね。

好きなことができない窮屈な生活がいかに嫌いかこの1年で思い知らされました。
去年の同時期もこちらにいてたのですが、最近本当に毎日感じることがあります。トロントってこんなに楽しい場所だったっけ?と。
去年1年を振り返ってみた時、自分何してたんだろう、と思います。
1年弱働くと仕事も慣れ、金銭面や気持ち含めて好きなことに目を向ける余裕ができてきました。本当に街にいるだけでで楽しいんです。
もちろん好きなカフェやベーカリー巡りができるようになったのも一つですし、何より日常を楽しめるようになりました。
天気がいい日は家でコーヒーを作り、近くの公園までお散歩してまったりしたり、趣味のカメラを持って出歩いたり。電車の中で編み物をしてる人、友達と楽しそうにおしゃべりしてる人。なんだか温かいですよね。

去年も同じようなことが起こっていたはずなのに、こんな気持ちになったことがありませんでした。それだけ周りが見れてなかったんだろうなあ、とつくづく感じます。気持ちの余裕ってやつですよね。

この新しい気持ちの発見が嬉しくて、どこかに記録しておきたく、なんとも内容のない話ですが、ここに残しておこうと思います。

中に入ってる牛肉がほんっとうに柔らかくて!!
右のピリ辛スープも激ウマでした。

これはバイト先近くのタコス屋さんです。夜バイトが終わって、1人で歩きながらタコスを頬張ってたのですが、日本じゃなかなかできないですよね。金曜の夜だったので結構な人とすれ違いましたが、何も気にすることなく。
歩きながらハンバーガーに食らいついている人もいます。誰も気にしないんですもん。こういう人目を気にせず、自分の好きなことができる雰囲気も大好きです。だからと言って周囲に気を使わない訳ではなく。困っている人には手を差し伸べるし、電車の席も譲り合っています。なんだか温かい街だなあ、と思います。素敵。

もちろん前からトロントの街の雰囲気は好きでした。でもあまり明確ではなくて。1年以上滞在してやっと見えてきたこの街の魅力をどんどん見つけていきたいなと思います。

最後までご覧いただきありがとうございます。
Have a wonderful day!


見出しの写真はRugelach(ルグラ)と言って、ユダヤの焼き菓子です。
こっちのベーカリーには必ずと言っていいほど見かけます。お店によって大きさが異なるのですが、基本パイのような生地でチョコレートが巻かれていて美味しいんですよね。私のバイト先でも置いていて、おやつにちょうどいい大きさで市。最近のブームなので、私の好きなお店を貼っておきます。
誰得なんでしょう…。

https://maps.app.goo.gl/fibtqccdTVhcDaH56


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?