日本から飛び立つ日
2022年12月9日
数ヶ月の準備を経て、カナダに向かう日がやってきました。
関空(10:00発)→香港乗換→トロント(20:45着)の長旅です。
退職してから1ヶ月程有休消化期間があったので、しばらく実家にいさせてもらう事に。社会人になってからこんなに長く両親と過ごしたのは初めてです。両親もこんなに大きな娘がまた帰ってくるとも思っていなかったでしょう笑。その間、父と2人で初めて1泊2日の温泉旅行に出たり、母と一緒にスーパーに出かけたり、3人でお鍋をつついたり。昔から際立って家族と仲がいいという訳ではなかったのですが、私両親のこと大好きだなあ、としみじみ感じました。いつでも温かく迎えてくれる事に本当に感謝です。
見出し画像は、最後に母が作ってくれたお味噌汁とうなぎ丼と肉じゃが。
大好きな味です。
実家から車で30分ほどの場所から関空までのバスが出ているとの事で、母にバス停まで送ってもらったのですが、涙ぐみながら笑顔で見送ってくれた母の姿がまだ目に焼き付いています。海外に出たことのない母、自分の知らない土地に一人娘が出て行き、次いつ帰ってくるか分からない。母の気持ちを思うと目頭が熱くなります。この記事を書いたら電話しようかな。
必要な物はできるだけ日本から持って行きたかった私は、1年以上の滞在は見込んでいたので無理やり閉めたスーツケース2個を持って関空へ。
今回はCathay Pacificのエコノミーを利用したのですが、23kgと32kgとギリギリ預け荷物の上限クリア。更に機内持ち込みのリュックまで背負ってると思うととんでもないですよね笑。
しばらく蓋も開けれないくらい熱々の機内食。
飛行機の中で食べるご飯って特別美味しく感じるのは私だけでしょうか。
機内食って意見が分かれますよね。非日常で食べるご飯って美味しいじゃないですか。みなさんはどうですか?
時間通り香港国際空港に到着し、約4時間ほどのトランジット。
あんなに炭水化物を食べたのに小腹が空いてまた炭水化物。
香港ドルで79ドル。当時のレートで1400円ほどです。
長そうに思った4時間も、日記を書いたり空港内を散策していたらあっという間でした。空港内はとても綺麗で、至る所に給水所がありました。
割と喉が乾くので水筒や空のペットボトルを持っていれば良かったと後悔。
上空から見る夜景なんて綺麗に決まってる。
画質は良くないですが、とっても綺麗で見とれていました。
何度経験しても緊張して慣れない入国審査は、優しそうなおじ様でした。
何しに来たの、どのくらい滞在するの、どこに泊まるの、とど定番の事を聞かれ、要求されたのは語学学校入学証明書だけでした。残高証明書だったり、帰りの航空チケットだったり、保険加入してるかだったり色々聞かれたりする場合もあるみたいですが、こればっかりは運なんですかね。
心配性の私は全て書面で用意していましたが、出番なく眠っています。
入国審査はすんなり終わったのですが、預け荷物の受け取りに想像以上の時間がかかり、ピックアップしてくれる方達を1時間以上待たせる事に、、、。その間も鬼にように電話が鳴り続け、「今どこにいるの、私たちも長時間待てないからね!」と電話を切られ不安になりながらピックアップ場所までやってきました。鳴り止まないクラクション、好き勝手に横断する歩行者、海外に来たー!と感じる瞬間です。
無事車を見つけドキドキしながら乗車すると、"Welcome to crazy town, Toronto~~!!"となんとも陽気なご夫婦が迎えてくれました。
もう10年以上送迎サービスを行っているそうで、既に夜11時ごろでしたが、また翌日早朝4時に空港に来るよ、と言っていました。
これから数ヶ月ホームステイ予定でしたが、家探しに困ったらいつでも連絡してね!と優しいお言葉まで。この辺りは〇〇でね〜等と紹介しながら安全運転でホームステイ先まで送ってくれました。
夜遅くの到着でしたが、待ってたよ〜とホストマザーが迎え入れてくれました。後から分かるのですが、彼女は看護師さんで毎日朝から晩まで働き詰め。彼女1人で5人の生徒を受け入れているそうで、大変なお仕事ですよね。そんな中深夜まで待ってくれていた事に感謝です。
また来れると思いもしなかったトロントに来る事ができました。もう1年以上前のことになるのかと驚いています。
自分の写真フォルダーを遡りながら、印象に残っている事などを書いていこうと思います。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
Have a wonderful day!
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