映画「パッドマン」は価値観を変える男の物語。モードに至る秘密はここにある。
Netflixで配信中の映画「パッドマン」を見ました。
インド映画が持つ、楽しさ・ダンス・ユーモアはもちろんながら、
社会が持つ問題、価値観にまで切り込んでいく気概は見事と言うしかありません。
やっぱりインド映画すげぇ。
あらすじとしては、妻のために奔走する夫ラクシュミの物語。
インド社会では「女性の生理」がタブー化しており、皆そのことについて話したがらない。
問題なのは、サリーが汚れるのを防ぐために、不清潔な布を使っていること。
病気になる可能性を医者に教えてもらったラクシュミは、
妻のために、薬局でナプキンを購入するのだが…。
最近、モードについてよく考えます。
モードについてご存知ない人はこちらの記事をどうぞ↓
この映画はモードになるために必要な要素を教えてくれます。
・愛する人・モノのために頑張ること
・諦めても、立ち上がる気力
・アイデアを実現する手段を持っていること
・自分の意志を貫くこと
ラクシュミは愛する妻のために頑張っているだけなのに、
狂人、頭が狂ったと罵られます。
理由はタブーに切り込んだから。
男が生理がらみのことに口を出すと、
村の女性だけでなく、ラクシュミの妻でさえも、
「女のことに男は口を出さないで!」と言います。
「女は恥を抱えながら生きるくらいなら、自殺する」とまでも。
見ていて、非常に考えさせられる映画でした。
きっと、日本人には痛いほど、突き刺さる映画だと思います。
ラクシュミがパッド製造に成功し、評価された後の手のひら返し。
びっくりしますねぇ。
人間の業みたいなものをまざまざと見せつけられました。
本当に大事なのは、「自分の意志を貫くこと」。
たとえ、周りがなんと言おうと、喜ぶ人の姿が見えているなら突き進む。
自分の信じる道だから。
今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
人間って、ホント身勝手な生き物だよねぇ。
このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無職の毎日をつらつらと綴る。
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