投資の世界におけるリスクの考え方。
投資の世界におけるリスクとは、「得られるリターンの不確実性の度合い(振れ幅)」のことを指します。
-「投資家みたいに生きろ」本文より引用
2020年7月の課題図書は「投資家みたいに生きろ」。
第2回目のnoteです。
リスクを取らないとリターンが得られず、大きなリターンを得たいのであれば、不確実性を受け入れなくてはいけないと本書には書かれています。
コロナ禍にある現在、各々の「リスク管理」が試されています。この状況下で何か新しいことを始めたい…!けど、一歩踏み出す勇気が湧いてこない…という人に本書はおすすめです。投資家の思考を知ることで、正しくリスクを分析し挑戦できるようになります。
私は今、日本人は2つのグループに分けられると思っています。
・失望を最小化する人たち
・希望を最大化する人たち
-「投資家みたいに生きろ」本文より引用
2つのうち、圧倒的に多数派なのが「失望を最小化する人たち」だと著者の藤野さんは述べています。投資家の目からは日本人がそう見えているのか!と目から鱗でした。
きっと「失望の最小化」って、「嫌われないように行動する」のと似てるんですよね。「希望の最大化」は「好きになってもらうように行動する」と言い換えることもできる。人が嫌う部分って全然違うので、実は「嫌われないようにする」のは不可能です。誰かしらには嫌われます。同様に、ぼくは「失望の最小化」は無理だと思いますね。
嫌われるのが怖い人は「アドラー心理学」の「課題の分離」を勉強してみると心が楽になるかもしれません。
これからの日本では、「希望を最大化する人たち」と「失望を最小化する人たち」、つまり「動く人」と「動かない人」の格差が、さらに広がっていきます。
-「投資家みたいに生きろ」本文より引用
格差だ云々の前に、仮に「失望を最小化する人たち」が本当にいるとして、そのままだと辛くないですか?だって、最小化してるつもりでいても、できないですもん。虚しくないですか。暖簾に腕押しですよ。
失望を最小化することが自分にとっておもしろいことなのか。そこをきちんと問う必要があると思います。失望を最小化しつつ、希望を最大化する。あれ?これ、ぼくやってるな。そうか、極端に考えるから変な話になる。どっちも取ればいい。売上を伸ばしながら、費用を抑えるのと一緒。
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今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
テーゼとアンチテーゼを合わせてジンテーゼに辿り着こう。
このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
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