「良ゲーかと思いきや、圧倒的な手抜きゲーを遊ぶのは辛い」。ドラゴンの島クリア後感想。
2021年10月28日に発売された「Voice of Cards ドラゴンの島」クリアしました。総プレイ時間は約10時間で発売から3日での完走。
結論から書くと、タイトルにもある通り「良ゲーに見せかけた圧倒的手抜きゲーム」でしたね。体験版を遊んだ時はゲーム要素すべてがカードで出来ているのが新鮮で、ワクワクしながら遊びました。ただ、1章でその世界観には飽きましたね笑。製品版でも、テンポの悪さをあらゆる箇所で感じるため、ストレス溜まりました。
3,000円台で買えますが、定価で買うのはやめときましょう。セールで安くなってからで大丈夫です。全然ボリュームないし。
このゲームをプレイするうえでの時間的構成要素としてはおおよそ「戦闘・探索」が70%、「物語の朗読」が30%程度でしょうか。ぼくの場合、中盤あたりからいちいちボイス聴くのが時間かかってめんどくさくて飛ばしたため、前者90%、後者10%ぐらいの体感です。
それでは本作の良かった箇所・悪かった要素を振り返っていきます。
良かったところ
・物語が6章あたりから盛り上がってくる(おもしろいかどうかは別)
本編クリアしてすぐにこのnoteを書いてるんですが、良かった要素って正直思いつかないんですよね…。強いてあげるなら、物語後半がやや盛り上がってくるぐらいかな。あ、リディちゃんは可愛くて強いのでグッド。
まぁ、ヨコオタロウ氏の作風を知っている人であれば、普通に最後は想像できる展開です。真エンドで登場人物がきちんと救われるのは全年齢対象って感じ笑。ヨコオタロウ氏のファンにはたまらないのではないでしょうか(鼻ほじ)。定価(DLC付き)で買って後悔してます。
悪かったところ
・戦闘、探索要素が全体の大半を占めるのに、テンポが悪すぎる
・ダンジョンの半端ない手抜き感
・変哲のないRPGの外見をカードに変えただけ
・キャラ同士の連携必殺技がない
全体的にゲームとしては普通のやや下ぐらいをいく完成度ですが、ゲームシステムだけを見るとかなりひどい。それにテンポの悪さが加わって、序盤の終わりあたりから「無」の感情でプレイしてました。
今年、遊ぶのが1番キツかったゲームは「龍が如く7」の地下ダンジョンで、それと同じ味だった。まだ龍が如く7は雑魚戦の頻度だったり、一部マップが異様におかしい設計だっただけで、褒められる部分はあるんだけど、本作はちょっとね…。
個人的にはコストをなるべく下げて、「ヨコオタロウ」の名前でニーア以外の新作を作ったらどれぐらい売れるのか実験してるのかなと。
どこかのインタビューで「ゆっくりゲームを遊んでもらいたい」という開発陣のコメントを見ました。「テンポの悪さで発生するゆっくり」なんてユーザーは求めてないんすよ。戦略を練ったり、自分の中で時間をゆっくり使わせる設計にしてくれ笑。開発陣がそこ勘違いしてたらダメでしょ…。
今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
Kenaに続き2連続でハズレ。ダンガンロンパSに期待かな。
このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。
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