自分の口癖や文章癖を発見するのは面白い (前編)
なくて七癖、あって四十八癖というように、誰でも癖はある。口癖であったり文章の癖であったり、その人その人の癖を見つけつのは面白い。ネット上でフォローしている人の文章を定期的に読んでいると、「このあとこういう表現がくるな・・・」と予感がするとたいていその通りになる。面白いものだ。
さて、私も例に漏れず癖があるが自分の癖は気づかないものだ。だからそれを発見するのは面白い。子供の頃ならまだしも大人になって家族以外が癖を指摘することはほとんどない。だから自分で自分を観察してみる。
まずは口癖。どうでもいいことだが、ここ最近自分がどんなことを自然に口にするか注視してみた。自分で認識している3大口癖はこれ。
「なんだろう」「どうかと思う」「どうでもいいんだどさ」
①「なんだろう」
これは別に、What is this?と疑問を投げかけているわけではない。自分の意見や感想を言う時についつい「なんだろう」と挟んでいることに気付いた。
実際にこんな事を言っていた。
(仕事にて)「この資料は色々情報を詰め込みすぎだから、なんだろう、もっと要点を絞ってどうのこうの...」
(ウイスキーを飲んで)「この鼻から抜ける感じが、なんだろう、フルーティでどうのこうの...」
自分でもおかしいくらい「なんだろう」を連発していた。普通の人が、「え~」「ま~」みたいに言う感覚で言っているので周りの人から「なんだろうオジサン」とかあだ名がつけられてるかもしれない。
②「どうかと思う」
なにかとつけて「どうかと思う」を言っていた。何故かこの言葉を使うことが多いか考えてみたが、これは私があまりネガティブな表現で断言することが苦手だからなのかもしれない。
例えば「○○するのは良くない」とか「○○されるのは気分が悪い」、「○○すべきではない」みたいにハッキリ言うのが苦手だ。だから、私の場合は「○○するのはどうかと思う」みたいなぼやけた表現になるのだろう。これは傍から見るとあまり意見をハッキリ言わない優柔不断な人に思われるので、頻繁に使用するのは自分でもどうかと思う。
③「どうでもいいんだどさ」
これもよく言う。前置きとして使うが、本音を言うとどうでもよくない。でもつい使ってしまう。あえて言うことが有るから言うのであって、どうでもよくないのは重々承知だけど使ってしまうのは、なんだろうか、やはりキッパリと言うのを避けたがる心理が働いているのだろう。
他にもいろいろと口癖があると思うので、観察を続けていこう。
後半は文章癖の話でまた後日。