均一セールで「欲しいものより定価が高いのを選んでしまう病」を治したい
よくあるアレの話。
お総菜やさんのタイムセールだったり、
最近では減ってきたものの、とあるドーナツ屋の均一セールだったり、
デパ地下の閉店前の売り出しだったり。
定価に関係なく均一値段のセールの話。
ケチでセコい自分はこういうのを喜んで利用するが、そのときはどうしても定価を気にして選んでしまう。
例えばデパ地下。
「3パック1000円」で惣菜のセールをしていたとしよう。素直に自分の食べたい品を3品選べばいいのだが、定価を見てそこまで高くなく割引率が低いと「あっ、やっぱり他のにしよ」と定価がある程度高いのを選んでしまう。
それなら割り切って定価の高い順に3品を選べばいいのだが、その場合はたいてい2品は食べたくないものになってしまう。
じゃあどう選ぶかと言うと明確な基準はないが、ある程度の定価以上で足切りをした中で選んでいると思う。その結果一番食べたかったものが漏れることも多い。
そして家に帰って選ばれし惣菜を頂くのだが頭をよぎる。選ばなかったあの1品を。
もちろん選んだ3品の味は申し分ない。満足である。しかし、やっぱりあの1品が気になる。あれはどんな味だったのだろうか・・・。
仮に最初から3品で1000円の価格設定で定価なんて存在していなけれぱ迷わず食べたい品を選んでいただろう。
行動経済学の権威に頼らなくても人間ってそんななんだと分かっているけど、かなしいかな、たかが100円程度得するために、一番食べたいものを食べる機会を逃してしまったのだ。
そして心に決める。定価に関係なく自分の食べたいものを食べようと。
そう心に決めたわずか数時間後、とあるコンビニでおにぎり100円セールをやっているのを見かけた。う~ん、やっぱり定価を見てしまう・・・。