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【WAスクール】ヒヤリハット!
いつも思うんですが、「ヒヤリハット」ってなぜ全部カタカナなんでしょうか?なんだか昭和のにおいがします。
こんにちは。Wellness Arc担当・寺田です。
WAスクールはWellness Arcの「学び」「成長」の機能として、
フリーランスやクリエイターの皆さんが
「文化を通じて自己を表現し、守る」ことをサポートしていきます。
定義と重要性
英語だと、ヒヤリハットは”Near-miss incident”または"Near-miss"なんですね。
厚生労働省によれば、「ハインリッヒの法則」に基づき、1件の重大事故の裏には29件の軽傷事故、さらにその背景には300件の無傷事故、いわゆるヒヤリハットが存在するとされています。
一方、米国のバード安全トライアングルでは、1件の死亡または重傷事故につき、10件の重大事故、30件の軽微な事故、そして600件のニアミスがあると言われています。
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この法則のポイントは、
「小さなミスが大きな事故を未然に防ぐ鍵になる」
ということです。
報告と組織文化
「今日報告されたニアミスが、明日の事故を防ぐ」。
小さなミスをボトムアップで報告し、システム全体を見直す機会をつくる。そういう風通しのよい組織づくりが、
安全な環境や持続可能でウェルビーイングな働き方につながるのですね。
しかし、フリーランスや副業クリエイターとして働く皆さんにとって、
「集約して見直す」という仕組みを持つのは難しいことかもしれません。
他の人が多数いれば経験できるニアミスも、
自分ひとりではそもそも気づけないですよね!
リスク管理と予防策
当社は創業以来、映像の著作権などの権利処理を行う中でこう考えてきました。
「弁護士はお医者さん、
我々(社内ではライツコーディネーターと呼んでいます)は予防」。
もし裁判になった場合は、弁護士さんでないと対応できません。
ですがその前に「リスクの芽」を摘んだり、「地雷」をどけたりしたら、
事故や重症を防ぐことができるのではないかと。
権利情報は複雑で粒度が異なり、交渉もケースバイケースです。
そのため、ニアミスを集約して法則を見つけることは簡単ではありません。それでも、「共通点」を探し出し、
見えない原因に気づき、対応策を提示する。
これこそがWAスクールの目指す方向性です。
ヒヤリハット、共有しませんか?
WAスクールでは、フリーランスやクリエイターの皆さんが安心して自己を表現し、守るための知識やツールを提供していきます。
初めて出会う「ヒヤリハット」にどう対応するか。
そのヒントを一緒に探しましょう!
皆さんが最近出会った「ヒヤリハット」(Near-miss)はなんですか?