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〔祐天寺〕蛇崩川緑道の河津桜、佐藤佐太郎さんの「櫻の歌」

蛇崩川緑道の中でも一際目立つ河津桜が咲き始めてました。

四季を感じられる緑道での散歩はついつい上を見上げる場所が多い風景です。

割と鳥の声がするなぁ〜と目を凝らすと河津桜の合間にいました!

蛇崩の地名の由来は2つあるそう

『大蛇伝説』
「昔、大水の際、崩れた崖から大蛇が出たことからこの地名が生まれた」
新編武蔵風土記稿

https://www.hashimoto-saketen.com/

「蛇行していた川が、大雨時に水かさを増し逆巻く激流となり、まるで蛇がのたうちまわる様に見えたので蛇崩川と呼ばれた」

https://www.hashimoto-saketen.com/

今は暗渠になっておりますのでその上を緑道として歩き植物を愛でる道となっています。

短歌の佐藤佐太郎さんは蛇崩の歌人と言われ「櫻の歌」を詠まれています。
参考 ↓

上四児童遊園の側壁に、昭和53年4月に彼が詠んだこの歌を始めとする蛇崩の桜の歌3首を刻んだ金属板があります。

蛇崩の道の桜はさきそめて 今日往路より帰路花多し

われのゆく蛇崩道に桜さく杖をもつ四年の歩み

桜散る昨日も今日も伴はむ連なき一人蛇崩を行く

短歌を詠みながらの蛇崩川緑道でのひととき感慨深いですね。

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