カナダ・バンクーバー バリスタワーホリ体験談 ②ノーマネーの準備術
*この記事は語学学校にもエージェントにも使わずにローカルカフェのバリスタとしてフルタイムの職を得た人間の話を、細かくわけて書いた記事です。
ワーホリ全体はこちらをご覧ください。
バリスタの道を歩み始めてから5年。
紆余曲折はあったけど、店長を経験したり大会に出たり、ある程度バリスタとしての実績を積み重ねられた。目標通りワーホリに行こう、それについて準備しなきゃなーと思い始めたのは出発1年前の2018年春頃だった。
でも待て
金がねえ。全然ねえ。
ただでさえ脱サラでアルバイトバリスタとして生活し始めてからというもの極貧のフリーター生活。社員にもなったけどストレスの発散先が消費である自分には貯蓄への意識が薄かった。飲食に多い、クソみたいな体育会のマネージャーからお店のスタッフと自分の尊厳を守ることによるストレスはこのコロナでのストレスの18倍くらいはあった。ストレスで髪の毛が寂しくなるくらいなら財布の中が寂しくなることなんて知らんこっちゃなかった。当時の貯金は約10万円。
・最低金額の追求
普段、人は困ったら何をするか。
検索だ。
【ワーホリ カナダ 費用 平均】
とGoogleにタターンと打つ。
『最低100万円は用意するべきでしょう』
『現地で3ヶ月は何もしなくても生活できる費用を用意しましょう』
…よし俺には平均は高すぎるのだな。身長と同じ平均以下だ。
ていうか転職サイトにも、転職の際に準備しておく貯金としてこのくらいの金額書いてあるけどなんの根拠があるんかね。
次に【ワーホリ カナダ 最低限 必要なもの】
とタッターンと打つ
とすると、なーんだ結局は
①ワーホリビザの取得②航空券の取得③入国後に滞在できるところの確保
が最低限必要ってことか。
世の中のワーホリに必要な費用として出てくる金額は、語学学校への授業料やエージェントへの費用が含まれていて、うまいことワーホリ=これらの費用を払うのが普通、と錯覚してしまい費用がムダにかかります。
語学学校に行くのもエージェント使うのも良いけど、海外旅行できるくらいの英語力があればどちらも必要ないと思います。
①ワーホリビザの取得
とはいえまずこれがないと話にならない。余裕ある方はエージェントにお願いしてもいいけど、英語ができなくても自力で取れる。簡単に取得方法はここが1番参考になった。
ワーホリシロップ https://workingholiday-syrup.com/index.html
そしてそれぞれにかかった費用は
IEC申請料金 153カナダドル
Work Permit申請料金 100カナダドル
指紋認証料金 85カナダドル
の合計338カナダドル。当時1カナダドル=80円くらいだったからかかったのは約27,040円。
指紋認証は東京と大阪でしかできないので、遠方の方は交通費がかかります。
②航空券の取得
これは片道でOK。
旅行の場合は往復航空券はじゃないと搭乗拒否されるけどワーホリビザあれば片道で大丈夫。
自分の場合は行きたい街の一つであるポートランドに8時間、乗り換えで滞在できる航空券があったのでExpediaで取った。ポイントポイント。
これは約80,000円。
③滞在場所の確保
ノーマネーなのでエージェントもつてもない。
自分は現地でホステルに滞在し、その間に住む場所を探そうと考えたのでまずは1週間分のホステルを最初の滞在先として予約した。
1泊60カナダドル×7日ほどでトータル約40,000円
そして合計すると約150,000円。
こ、これならいけそう。。。。!
かくして希望が見え始めたワーホリ。もちろん最低限の準備に必要な金額なので生活費などは完全度外視しているが、語学学校やエージェントが含まれると準備だけで軽く50万オーバー、下手したら100万円近くになる。全部自己責任となるけど、やっぱ自分で作り上げていくのはRPGのレベルアップみたいで楽しい。
そして調べてわかったことはワーホリの準備自体には英語力は全くと言っていいほど必要ない。ググればすぐ日本語での解説は出てくるし、最悪Google翻訳という強い味方がある。大丈夫、できる。
その時々で渡航の条件などは変わっていくので常にワーホリの条件は確認しましょう。保険については自分は3ヶ月はクレジットカードの保険で乗り切り、その後に現地のネット保険にしました。後日これも書こうと思います。
次回はいよいよワーホリの幕開け!
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