プロサッカー選手という移り変った夢
あなたはどんな夢をお持ちですか?
もしくは
どんな夢を持っていましたか?
僕が小学生の時に想い描いていた夢は
プロサッカー選手でした。
テレビでプロサッカー選手が
躍動する姿を見て、憧れて、
サッカー雑誌を買って
プロサッカー選手の
テクニックを真似してみたり、
友達と遊ぶことも忘れ
ただひたすらボールを追いかけ
「プロサッカー選手におれはなる!」
と夢を追いかけてきました。
そんな小学生の時に夢だった
プロサッカー選手という存在は
中学生になれば目標に変わり、
高校生では"ならなければいけない存在"なり、
大学生では
「まだなれないのか...」と不安を抱え、
そして今やっと
スタートラインに立つことができたと
思っています。
つまり
歳を重ねるごとに
プロサッカー選手という存在が
移り変わったわけですね。
ではなぜ僕の夢は
変化していったのでしょうか?
その答えは簡単で
プロサッカー選手になった先が
日に日に明確になっていたからです。
自分の先を考えることって
めちゃめちゃ大事だと思います。
「7つの習慣」という
大ベストセラーの本の第2の習慣で
「終わりを思い描くことから始める」
というパートがあると思います。
終わりを思い描くとは
自分が死ぬ時に
参列した人たちの顔はどうなっているか?
弔辞はどんな内容か?
ということから
考えるということですね。
あなたは
この世から消えてしまう時を
明確に想像したことがありますか?
僕は昔から答えが一緒です。
人生の中で
最初で最後の満足した瞬間が死ぬ時であり、
「あぁ〜楽しかった」
と心から言える人生にしたいと思っています。
(これが変わる可能性はゼロではない)
そんな最後を考える上で大事なのは
何を所有していたかよりも、
どれだけ多くの人に何かを分け与え
良い影響を与えられたかだと思います。
もしあなたが亡くなった時の弔辞で
「あなたは立派な家を買いましたね。
そして、
とてもカッコいい車を持っていましたね。
ブランド物を似合っていました。
そんなあなたがカッコ良かったです。
おわり。」
という人生が嫌なら
あなたの想い描く最期の瞬間を
再設定しなければいけないよね
という話は置いといて、
弔辞で読まれたいこと=本当の自分の成功
だと思います。
もし本当の自分を知りたければ
まずは最後の瞬間から明確にしてみるのが
良いのかもしれないですね。
まぁその辺は個人で勝手にやってください。笑
また、
人生の最後が明確になると
逆算がしやすくなると思います。
「死ぬ時に笑って終わりたい」
じゃあそのためには?
「やり残しをゼロにすることと
後世まで語り継がれる大きなことをしたい」
じゃあそのためには?
...
というような問いを
自分自身にし続けた結果
「じゃあプロサッカー選手になる必要があるよね」
というところに辿り着きました。
つまり
小学生の時は夢だったプロサッカー選手が
日に日に立ち位置を下げ、
何かを達成するための過程になり
なることが大前提の存在になったわけですね。
なので先日書いたnoteで
「J3(不安定な環境)に行ってまで
プロサッカー選手になるのか。
それとも
夢を断念し大企業に就職して
安定的な生活を過ごす選択を取るのか。」
ということを
悩んでいる選手が多いのでは?
みたいなことを書きましたが 、
正直なことを言うと
仮に収入が0円であっても
僕はなんの迷いもなく
プロサッカー選手の道を選んでいたと思います。
というかそもそも
本業でそんなにマネタイズするつもりもない。
っていうことを書いちゃうと
誰かになんか言われそうなのでやめておきます!
あなたはどこまで
先のことがイメージできていますか?
多くの方は
自分の夢や目標はイメージできていると思います。
なので
そこから逆算して
例えば
「プロサッカー選手になることがゴール。
じゃあそれに至るまでには
今の自分は〇〇が足りないから
毎日の練習でそこを意識しよう!」
ということを
考えていると思います。
もちろん僕もしますし
大事なことですよね。
ただ、
よく話に聞くのは
未来を考えると不安になる
という人がいることです。
個人的に思っているのは
なぜ未来を考えると不安になるかというと、
(「もし〇〇になれなかったらどうしよう...」)
人生の最期の目標が
明確じゃないからだと思っていて、
(自分が死ぬ時の弔辞に読まれたいこと)
もしそこが明確であれば
そこに至るまでのプロセスは
無数にあると感じるので、
「まぁこれダメだったら別のにしようか」
と前向きな気持ちになれる気がしてます。笑
それこそ
「やりたいことが見つからない」
と悩んでいる人も、
最期の瞬間から考えていくと
意外と見つかったりするかもしれませんね。
まぁそんな話はさておき、
僕は中学生の時から
ある程度未来のことは考えていましたが、
先のことを考えることで生まれる
1つのメリットを発見しました。
最後はこの話で終わりたいと思います。
それは
先を考えることで
〇〇になりたい理由を複数持つことができ、
危機感が生まれ行動に起こしやすくなる
ことです。
例えば
「プロサッカー選手おれはなる!!」
と思っていたルフィ選手がいたとして、
ゾロ選手に
「なぜプロサッカー選手になりたいんだ?」
と質問されたとしましょう。
その時に彼は
「ワールドカップで優勝したいから!」
と答えました。
この時のルフィ選手の
プロサッカー選手になりたい理由は1つですね。
一方、
サンジ選手はこのように答えました。
「プロサッカー選手になりたい理由は3つあって、
1つは海外にチャレンジして
自分がどれだけ通用するのかを確かめたいし、
最終的にはチャンピオンズリーグで
活躍できる選手になりたいから!
2つ目は両親への恩返し。
小さい頃から僕に対して
多大なお金を投資してくれていた中で
「頑張ったけど、プロになれなかった(苦笑)」
なんてことはあり得ないと思っていること。
そして最後は
引退した後のことを考えた時に
俺は〇〇と〇〇と〇〇をしたいから、
じゃあそれを達成するためには
少なからず影響力が必要で、
じゃあその影響力を手に入れるためには
どうすればいいのかを考えた時に、
自分にとって1番可能性が高いのは
プロサッカー選手になって活躍すること
だと思ったんだ!
だから俺は
プロサッカー選手になりたい
というよりも
ならなきゃいけなんだ!」
ということを
おっしゃっていました。
この場合サンジ選手の
プロサッカー選手になりたい理由は7個です。
もちろん
ルフィ選手のような
目標設定の仕方でもいいかもしれませんが、
個人的には
サンジ選手のように先を見据え
目標達成の理由をたくさん持っておくことで、
「俺はプロサッカー選手にならなければ
〇〇と〇〇と〇〇ができなくなる。
だから
もしなれなかったら俺の人生は終わり...」
ぐらいまで
危機感を持つことができるので、
「今日やる気が出ないな〜」
みたいなこと言っている場合じゃないし、
嫌でもプロサッカー選手になるための
積み重ねをする思考に変えることができる
と思っています。
僕は自分が弱いことを知っていました。
だからこそ
ルフィ選手のように目標達成の理由が少ないと
どうしても危機感を感じにくく、
「まぁこれぐらいで大丈夫っしょ」
と満足してしまう回数が増えると感じていたので、
サンジ選手みたいに
プロサッカー選手になる理由を
雁字搦めのように縛りつけて
やらざるおえない環境を作って
克己心を保てるようにしていました。
これが
僕が今まで一度も満足していない秘密の1つ
でもあります。
というか
満足していないというよりも
"満足できなかった"わけですね。
まぁそんな感じで
もし何か達成したい目標があるなら
その先のことを考えて
やらなきゃいけない理由を
たくさん作っておくと意外と頑張れるよ✌️
っていう話でしたが、
まだスタートラインに立ったばかりの僕が
こんな話をしても
エビデンスのない論文ぐらい説得力がないので、
「もっと頑張らなきゃ!!!」
っていう
「海賊王におれはなる!」っていう話でした!