フロムを読んでも「愛」はわからない
Good Will Huntingという映画の中でロビン・ウィリアムスが演じるカウンセラーが主人公のウィルに「愛」を語るシーンがある。
「君は愛について聞かれたら、有名な本を引用をして、愛について語るだろう。しかし君は長年連れ添った病院の癌に侵される妻の手を握り一緒にいたことはない」
異常なIQを持つ天才としての頭脳を持ち、生き方に対してどんな選択をも取れる一方で、周囲に対して傲慢に振る舞うウィルに対し、カウンセラーが諭すように投げかけた言葉である。しばらく前に見た映画なので