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田舎育ちは田舎体質から抜け出せない

自分は兵庫県の田舎育ちですが、今は都会の賃貸に住んでいます。
実家は周りは田んぼに囲まれ、ダイヤが1時間に2本程度のローカル線が最寄駅です。
自然が豊か、四季を感じやすい環境に25年間住んでいました。
特に自分が好きだった季節は夏です。(勿論、今でも夏は好きです)
昼間はクマセミ、アブラゼミの大合唱、夕暮れ時はカナカナと”ひぐらし”が日没を告げ、夜はクーラーをつけなくても網戸から涼しい風が部屋に入ってきて、蛙と虫の音色を聞きながら眠りにつく。そんな時間を過ごすのが好きでした。

今は結婚を機に奥さんの実家がある都会に引っ越しをし、田舎には無い大変便利な生活をしています。少し歩けばコンビニや、大きいドラッグストアやスーパーもあり生活には困りません。
そして、車が無くても公共機関を使うだけで移動は成立します。
そんな、便利な毎日を過ごしていますが、時折、田舎のあの閑静な空間が恋しくなります。
今は自然とはかけ離れていて、窓を開ければ常に車のエンジン音が聞こえくる環境。
慣れるものだと思っていましたが、4年間住んでも体は慣れませんでした。
眠りも実家の時より浅い気がして、なかなか寝付けません。

そういった事もあり、最近では休日にちょっとした田舎、自然を感じられる喧騒から離れたスポットに足を運ぶようにしています。

自然音を聴きながら古民家カフェで飲むコーヒーは最高です。
お弁当を買って自然公園でランチを食べたり、読書をしたり、温泉に入ったり。
体と精神がリラックスしているのを感じられます。

やっぱり自分は”田舎体質”なんだなと実感します。


丹波篠山にて ささやまサイダーを片手に散歩
田舎の夕暮れ

いつかちょっとした田舎に引っ越しをして、仕事も環境も自分に合った生活をしてみたいですね。

都会は都会で魅力的で情報に溢れていてスピード感がありますが、田舎はゆっくりと時間が流れる感覚で過ごせ、それぞれ良し悪しはありますが、やはり自分の肌に合った環境を選ぶことは大切だと思います。

さて、次の休日はどこの田舎に足を運ぼうかな。


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