そうでなくてはいけない人

366日目

誰かにそうさせられる訳でもなく、
自分自身でもそうなりたいのか、そうならざるをえないのかよく分からずとも、
何かにハマる、ハマっているということが起きる。

これが俗にいう、
そうでなくてはいけない人なのだと思う。

強制でも無く、
そうでなくてはいけないという事でもない。
でも、
まるでそうあるべくして生まれてきたかのように、
見事にハマる存在というのはもはや受け入れる、受け入れないの境地ではない。

天命というべきなのか。
逃れられない運命なのかもしれないと目の当たりにし、
想像以上に自身で腹に落ちてしまった時に、きっとそれを感じる。

そうでなくてはいけないことが良いことでもなければ、
そうでなくてはいけないことになれないことが悪いわけでもない。

ただ、
大多数ではない、そもそもそうでなくてはいけない存在というものがこの世にはきっとあるのだと思う。