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普遍的なもの

344日目

追求すればするほど普遍的なものに落ち着いていくことが多い。
心に刺さるそれは、
昔からあるものであったり、
変わらないように保ち続けていた努力の結晶のようなものだったりする。

変化することが悪いのではない。
変化しないことだけが良いのではない。

どこに、
何を、
普遍として在り続けさせるのかだと思う。
己で普遍を選択していることである。

ただし、
カタチとなるものは確かに普遍的だとしても、
それを生み出している人は、
時代と共に考えや価値感は変わっている。
そこだけを切り取るともはや普遍自体が存在しないのかもしれない。
一見昔からあるものだとしても、
意識レベルの微妙な変化が加わっていることを普遍と呼ばないのであれば。

それでもそのカタチや僅かな意思は、
表現や姿を変えてどこかに残り続けていく。
それは何かを感じることや、香りのしないニオイを嗅ぎ取ることなのかもしれない。
どこかで響いているのだ。
その響きはきっと、普遍的なものからなのだと信じていたいと思う。


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