三島由紀夫
347日目
決して信者ではないが、
もし今の時代を生きていたらどんな言葉を残すのかとても気になる存在なのが、三島由紀夫さんだ。
最後のメッセージを聞いても、
訴えていた内容を調べても、
過激な部分はあるにせよ、50年以上も前から的を得ている。
情報に流されるな。
無関心になるな。
原理原則とは何か。
個人的には言葉の奥にある、その部分を強く感じた。
生ぬるく生きていてはいけない。
このままでは茹でガエルのようになってしまう。
早く気付くのだと。
どれだけ言葉をかけても、
全く響かず、
懸念しているほうばかりに進んでいく世の中の空気に耐えられなくなり、
嫌気がさして、この世を去ってしまったかのように感じた。
彼の映像を見ていると、
頭の良さは歴然。出てくる言葉の種類、話し方1つとっても本当に素晴らしい。
そして、否定的なようで全くそうではなく、
相互理解に努めてる姿勢をとても感じる。
会話の質が高く、上手なのだ。
相手に対するリスペクト、思いやりも感じる。
こういう話し方が出来るようになりたいと参考すべきところが山ほどある。
だからこそ、
今の世を見ていたら、何を嘆くのか、
どんな言葉を残すのか、どんな捉え方で考え方をするのか非常に気になる人が三島由紀夫さんなのだ。