⑦海外の3Dプリンティングファーム(2021/5/15)
皆さんこんにちは。ゆうたろすです。
私が愛読している3D PrintingMedia Network様より引用して、世界の3Dプリント業界の最新情報を皆さんにお届けします!
本日は海外の3Dプリンティングファームについてご紹介します。
3Dプリンターを使用した製造方法としては、プリンターを並列に並べたプリンティングファームを構築する事が必要です。今回はそのようなファームの構築例を3つご紹介します。
Youtubeの動画も貼り付けておくので興味のある方は是非ご覧ください。(動画を見るとイメージがつかみやすくなるかと思います。)
①Josef Prusa Shows Off Three-Hundred-Printer 3D Printing Farm(2018年2月10日公開)
「JosefPrusaが300プリンターの3Dプリンティングファームを披露」
FFF方式で世界中で広く広がっているPrusa Printersが工場内に所有するプリンティングファームが紹介されています。2018年2月現在ですでに300ものプリンターをシステムとして運用し、部品の製造に使用しています。
3Dプリンターメーカー:Prusa Printers
プリンター名:Prusa i3
②Formlabs now offering customer-tailored ‘Formlabs Factory Solutions’
「Formlabsは現在、顧客に合わせた「FormlabsFactorySolutions」を提供しています」
FormlabsはLow Force Stereolithography(LFS)技術を使用したSLA方式光造形3Dプリンターメーカーです。こちらはファームパッケージとして発売されています。
Formlabsによると、このファームパッケージは年間少なくとも10,000個の部品の生産を目的として導入されるものです。
3Dプリンティングファームの全てに通ずるメリットですが、射出成型と異なるのは初期投資費用と金型を必要としない柔軟な製造プラットフォームが構築できる点です。
近年は試作だけではなく最終部品への適用を進める企業が多いためファームパッケージの提供は年々広がっています。
3Dプリンターメーカー:Formlabs
プリンター名:Form3
③企業導入事例
最後は実際に企業に導入されている事例を紹介します。
ここで取り上げるのは2020年世界第3位のプリンターメーカーMarkforgedの導入事例です。MarkforgedのプリンターはCFRPが3Dプリントでき、強力なパーツを製造できる選択肢として非常に有望です。
各社ともに10台以上の導入をしていますが、特に「EVCOプラスチック社」のプリンティングファームはロボットアームも導入して、人の手を介在させないようなシステムを組んでいます。
3Dプリンターメーカー:Markforged
プリンター名:Marktwo
いかがでしたでしょうか!
これからも魅力的な3Dプリントの世界について発信するつもりですので、面白いと思っていただいた方は是非フォローお願いします。
よければ他の記事もどうぞ。前回の記事はこちら!
コメント欄にてxxx業界の動向についてまとめてほしい!などの要望を受け付けています。その他感想などもお待ちしています。
「3Dプリンターが創る未来」については様々な議論が交わされています。
未来学者 Christpher Barnatt氏がまとめた書籍では主な3D造形技術の仕組みや、製造業での応用例に深く触れています。臓器の製造などのバイオプリンティングや地球環境問題の対策まで、業界トレンドを広く知れる良書です。ご興味ある方は是非どうぞ。(ゆうたろすのバイブルです。)
ゆうたろすは企業における3Dプリント技術の導入支援もしております。ご相談はLinkedinアカウントのDMまでご連絡ください。
ゆうたろすは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。