⑧HOT 3D PRINTING INFORMATION(2021/5/18)
皆さんこんにちは。ゆうたろすです。
私が愛読している3D PrintingMedia Network様より引用して、世界の3Dプリント業界の最新情報を皆さんにお届けします!
本日は自動車業界における海外の3Dプリント活用事例についてご紹介します。
Youtubeの動画も貼り付けておくので興味のある方は是非ご覧ください。(動画を見るとイメージがつかみやすくなるかと思います。)
Daimler Buses introduces mobile 3D printing center for spare parts(2021年5月14日公開)
「ダイムラーバスがスペアパーツ用のモバイル3Dプリントセンターを発表」
Daimler Buses(とそのサービスブランドであるOmniplus)は、12 x 3メートルのコンテナの中に3Dプリンターを使用した「ミニファクトリー」を設計し、スペアパーツの製造に利用することを発表しました。このコンテナを運ぶことで、場所を選ばずパーツ製造が可能になります。
スペアパーツの中でもめったに注文が無いものや、緊急の案件などに「ミニファクトリー」を利用することで、部品の倉庫保管コストと、輸送時間の削減を行います。これまでであれば調達に数週間必要だったのが、数日しかかからなくなります。
この「ミニファクトリー」内には、CADワークステーション、3Dプリンター、ブラストシステムとエアコンプレッサー、塗装システム、産業用掃除機、エアフィルター、空調システムが完備しており、電気とインターネットだけ準備すれば、製造準備が完了します。
Daimler Busesではすでに7000個ものパーツが“digital warehouse”へ格納済みです。つまり、部品のデジタル化の検証が済んでいる、という事です。
今後はパーツ販売ビジネスへ展開し、商業化の検証を進めていくようです。
3Dプリンターメーカー:HP
プリンター名:MJF
いかがでしたでしょうか!
これからも魅力的な3Dプリントの世界について発信するつもりですので、面白いと思っていただいた方は是非フォローお願いします。
よければ他の記事もどうぞ。前回の記事はこちら!
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「3Dプリンターが創る未来」については様々な議論が交わされています。
未来学者 Christpher Barnatt氏がまとめた書籍では主な3D造形技術の仕組みや、製造業での応用例に深く触れています。臓器の製造などのバイオプリンティングや地球環境問題の対策まで、業界トレンドを広く知れるバイブルです。ご興味ある方は是非どうぞ。
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