【仕事論のウソ】
地方創生コンサルタントのさとちゃんです!
昨日読んだ本がなかなか面白かったのでご紹介させてください。
『天才を殺す凡人』の作者、北野唯我さんの最新作。
自社の内定者に向けたメッセージの形で書かれているんですが、36歳の今でもできていない仕事の仕方など、学びが多くありました。
北野唯我さんが物事の本質を分解して、俯瞰的に言語化してくれているので、20代の方はもちろん、30代以上の方にもオススメです!
本の構成自体にも多くの実験的試みが織り交ぜられているので、何の意図があるのか考えてみるのも面白かった!
今年に入って「Kindle」を始めたんですが、「Kindle」でしか読めない本に早速出会えたのでラッキーでした!
仕事。
働かざるもの食うべからず。
耳にタコができるほど聞かされてきた社会のルール。
でもちょっと待てよ…。
本当に働くことが仕事なのだろうか?
「人が動く」と書いて「働く」と読む。
遊びだって、趣味だって、勉強だって、全部人が動いている。
実は働くことと仕事は、まったくの別物なんじゃないだろうか?
僕は、今も毎日疑っている。「仕事」って奴の本当の顔、その正体を。
だから一緒に探してみよう。
自分がこれから先、長い人生を捧げていける本当の仕事って奴を。
chapter3「仕事論のウソ」冒頭の一節です。
今日のウソは「仕事」に隠されたウソについて…
なんですが、本の要約というより、ほぼ私見です。
「仕事」と「労働」の違いについて聞かれたときあなたなら何と答えますか?
「仕事」は誰かの願いを叶えるために、自分ができる限りの価値を提供すること、「労働」は体や知能を使って収入を得るために働くこと。
似ているようで、かなり意味が違いますよね。
でも世の中では「仕事」と「労働」がかなり混同されて使われてるような気がします。
「仕事」がつまらないとか、プライベートと「仕事」を分けたいとかいう場合の「仕事」はだいたい「労働」をイメージして「仕事」という言葉を使ってしまっています。
さらにやっかいなのが「仕事」はたまに「遊び」であったりします。
「仕事」が楽しいとか、イキイキと「仕事」をしてたりする人は「仕事」が限りなく「遊び」に近くなっていたりします。
「遊ぶ」ように仕事している人は僕のイメージですが、圧倒的に成果を出してる人が多いです。
要するに「仕事」は「労働」と「遊び」どちらにもなれて、どちらにするかは自分次第だということ。
日本はありがたいことに強制労働を強いられる国ではないので、自分で仕事や職場を選ぶことができます。
いまだに「労働の尊さ」や「長時間労働こそが美徳」と社員に押し付けている会社はかなりオワコンだと思います。
「遊び」のように仕事して圧倒的に成果を上げる社員が離れていき、「時間労働」の対価として給料を持っていく社員ばかりが残っていくと思います。
正直、僕は今自分がワクワクできる「遊び」のような「仕事」しかしてません。
「遊び」のような「仕事」に本気で取り組んでいます!
当然本気で「遊べ」ば、嫌なことや辛いこともあります。
周りからみたら「仕事」してないと思われることもある。
でも本気の「遊び」でこそ、いい「仕事」ができ、誰かの願いを叶えることができると思っているので信念を持って続けていき、圧倒的な成果を上げれる人間になりたいと思います!