苦味が和らぐ、作り置きにも使える簡単料理ゴーヤの味噌漬け
「ゴーヤチャンプルーのために買ったゴーヤが余ってしまった…」
こんな場面に遭遇した人も少なくはないはず。
サラダにしても良いのですが、生で食べるゴーヤの苦味はなかなかに強烈。
やっぱり火を通すと苦味が程良くなるんですよね。
という事で今回は、苦味が和らぐ上にご飯のお供に、おつまみにぴったりの料理となるゴーヤの甘味噌漬けの紹介です。
材料
・ゴーヤ 一本
・ごま油
・味噌、濃口醤油、みりん、酒 各大さじ1
・故障、七味唐辛子、豆板醤 ニンニクのみじん切り 適量
作り方
まず始めに、合わせ味噌を作ります。
作りますと言っても、上記の胡麻油とゴーヤ以外の調味料を火にかけて混ぜるだけ。
強いてポイントを挙げるなら、弱火でゆっくりと混ぜること。
焦げてしまうと苦味が出てしまうので、どうしても美味しくなりません。
もし、塩分が強すぎると感じましたら卵黄を一つ混ぜてあげるとまろやかな味わいになるので、そこら辺はお好みでやるのが一番。
辛味が欲しければ豆板醤を増やしても良し、甘みが欲しければ砂糖を加えるのもよしです。
こちらの味噌は、後に揚げるゴーヤをあわせるので、出来上がったらボールか何かに移しておきます。
味噌が終わったら、次はゴーヤです。
ゴーヤは半分に切り、中のワタを取ります。
ワタは今の所美味しく食べる方法を知らないので捨てて良いと僕は思っていましたが、どうやら沖縄の方では天ぷらにして食べるそうです。
余談ですが、この中の部分が赤くなっている場合は熟れているのが理由だそうで、食べると美味しいそうです。(こちらの写真のものは熟れが甘いので食べられたものではない)
ジュースにしても美味しいとか。
僕は目の前で食べているのを見ていた経験しかないので本当に美味しいかどうかはわかりませんが、さぞかし美味しそうに食べていました。
ただ、ゴーヤもウリ科の食材なので他のウリ科の食材(キュウリとかスイカ)の味を考えると、中身が美味しいのは自然な事なのかも知れません。
むしろ、ゴーヤは皮をメインに食べるというウリ科の中では変わった食材かもしれませんね。
すみません、話が逸れました。
ワタをとったゴーヤは端から約五ミリぐらいの厚さに切っていきます。
薄すぎると味噌の味に完敗してしまうので、薄すぎるよりは厚すぎるぐらいの方が良いかもしれません。
切れたら、そのまま熱した胡麻油の敷いてあるフイパンで火を入れます。
油で揚げた後、ゴーヤの苦味は和らぎますがそれ以上に苦味を抑えたい方は塩と砂糖を2:3で合わせたものを溶かした水の中にゴーヤを15分ほど放置すると、さらに苦味を抑えられます。サラダに入れる時なんかは良いですね。
ただ、この処理をやった上で挙げてしまうと、もはや苦くないゴーヤが出来上がるかもしれません。
そこまでゴーヤの苦味を抜きたいと思ったことはないのでやったことはないですが。
焼き色が良い感じでついたら、先ほどの合わせ味噌の中に入れ、放置します。
味が馴染んできたらお皿に盛り付け、完成です。
ご飯のお供に、もしくは酒のつまみにバッチリです。
こちらを刻んで、ネギ、卵、豚肉、ご飯と一緒に炒めてチャーハンにしてもいけますし、常備品として冷蔵庫に置いておいても良しです。
おかずとしても、つまみとしてもいけます。
ゴーヤはトマトの5倍のビタミンCがあり、セロリの2倍の鉄分があり、「モモルデシン」というゴーヤの苦味の中にあるゴーヤ特有の成分が夏バテの時にも食欲を促進してくれるなど、栄養価がたっぷりの野菜です。
そろそろ旬は終わりますが、うまく食卓に取り入れていけたら健康にもバッチリな食材です。
もしよろしければ、お試しくださいませ。
そんな感じで、今日の話は終わります。
では^^