京料理 福ろく寿【食レポ】
「京都に行かずに京料理を食べれるなんて良い時代になったよね。」
「もはや地球の裏側にあるブラジルの料理だって、東京で食べれる時代だけどね」
意地悪言ってすいません、Yutaroです。
「先日、高島屋に美味しい和食のお店を見つけた。」
という情報を頂いたので「京料理 福ろく寿」というお店に行ってきました。
正直な所「ちょっと良いお店で食事=カウンター割烹」or「フレンチかイタリアン」の僕にとって、こういったスタイルの和食のお店は誘われでもしないと来ないお店。
今回はそんなあまり僕が来ないタイプのお店の食レポです。
献立はこんな感じです。
これぞ「和食」って感じです。
先付け・前菜はこちら。
聖護院カブ風呂炊き
聖護院カブ寿司
和牛みたらし
京人参のすり流し
南禅寺豆腐
食材を隅から隅まで無駄なく使っているのだろうな、という印象。
和牛みたらしは味は最高に美味しいけど「牛肉の良い形で取りづらい箇所」を集めて作れるし
京人参もすり流しにすれば、飾り切りなどに使えない部分も使う事が出来ます。
「料理をしすぎないのが料理では大事」
と言いますが、こう言った
「食材を隅から隅まで使う」
という知恵は本当に素晴らしいですね。味も美味しかったです。
鮪、鯛、湯葉の向付
いわゆるお刺身。
煮物椀 黄身胡麻豆腐 蟹すり流し 柚子
やや塩分が強めでしたが、とろとろの胡麻豆腐が美味し。
炊き合わせ 海老芋 京春菊 京麩
海老芋って美味しいです。
先日買おうとしたのですが1キロで2000円とかだったので手が出ませんでした。
黒毛和牛石焼
熱々の石の上に置かれて提供されました。
自分で焼きながら食べるスタイルなので、出来立てを食べ続けられる感覚です。
席数のあるお店だと「冷めてしまう」
という弱点がどうしてもあると思っていたのですが、こうやって提供すれば良いんですね。
もちろん、すこぶる美味しかったです。
写真を撮り忘れていますが
白飯、赤出汁、香の物も同じタイミングで出てきました。
寒鰤雪鍋 九条ネギ 聖護院ダイコン
脂ののった寒鰤は、程よく脂の落とせるしゃぶしゃぶスタイルが一番ですね。
聖護院大根は炊いたものも入ってました。
ぶり大根に九条ネギを足して昇華させたような一品でした。
食後は抹茶と
おしるこ。
落ち着きますね。
日本酒も一緒にいただきました。
福寿 純米吟醸酒
旨みや重みはやや軽めで、口当たりは和らい印象。
余計な酸がなく、すっと入ってくるので、淡い味つけの京料理の邪魔をしない綺麗な味わいの日本酒でした。
かなり良い日本酒。
総じて、とても美味しかったです。
「高島屋の上にあるお店って、必要以上に高そう」
という僕の勝手に抱いていたイメージを見事に覆してくれたお店でした。
読んでいただき、ありがとうございました。
では^^
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