音オペレーション 〜駅ナカのそば屋〜
「かーけー」
「オースースーメー、かき揚ーげー」
僕がレジに並んでいると
そんな声が店内に響いていました。
はい、駅ナカのそば屋の話です。
そば屋と言ったら早い。
そんなイメージがあると思います。
あると思います、というか
僕もそのイメージがあったので
朝、時間がない中でも
そば屋に行きました。
そこで聞いたのが
先ほどのかけ声だったのです。
で、思ったんです。
このかけ声って最強だな、と。
第1の利点として
「活気のある店に見えます」
入り口にいる人が中で働くスタッフに
オーダーを取った瞬間に大声で伝えるので
おのずと前を歩く歩行者にも伝わります。
(僕もまんまとそれでよるはめになりました)
第2の利点として
「めっちゃ早く提供できる」
キッチンのスタッフは伝票を管理する事なく
音でオーダーを拾って作業をするので
その分時間が短縮されます。
おまけに
お客さんがお金を払っている間にはもう作り始めているのです。
食券機にはないスピード感です。
僕の蕎麦も席に着いてからほんの1分で出てきました。
お金を入れた瞬間に最高の蕎麦がでてくる自販機のようなもの
はできるかもしれませんが
人の声の交わる活気
こればっかりはAIには真似できないように思えます。
もしかすると
「カケソバヒトツハイリマシター」
なんて言う可愛い女の子がモチーフのロボットができるかもしれませんが。
こればっかりはわかりません。
とりあえず
良い蕎麦屋でした。
そんな感じで、今日の話は終わります。
では^ ^
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