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CERAMIC PARTYの合宿 / 京丹後綱野町

京都トランスポップギャラリーの陶芸企画展 CERAMIC PARTY の展示作品制作のためDAISAK氏の工房におじゃまして合宿制作をしてきました。昨年の冬の話ですが、その様子を振り返りつつ少しだけ写真で紹介してみます。

CERAMIC PARTY 合宿 / 2024年2月25日〜28日

参加者:
朝倉世界一 安齋肇 かせきさいだぁ 白根ゆたんぽ とんぼせんせい
ヨーロッパ企画より / 角田貴志 酒井善史 西村直子

アトリエ提供、制作指導 、焼成〜作品仕上げ作業、みんなのお世話など:
DAISAK

DAISAK君は陶芸作品で人気を集めるアーティスト。彼の工房は京都の日本海
側、京丹後は綱野町の海からほど近い場所にあります。かつて織物工場(だったっけ?)の建物を改装してアトリエにしているそう。2年前にも合宿をして今回は2回目の訪問になりました。

制作期間は4日間、とはいえ朝から夜まで作業ができるのは中2日、初日は午後から夕方、最終日は朝から帰路につく夕方までの作業になるので実質3日間ほど。時間があるようでそれなりに無い。そんな中でも急ピッチで最初から飛ばす人、だんだん調子が上がってくる人など、メンバーの進め方や制作方法にも個性が出るのですが共通しているのは「ほぼ完成させてあとはDAISAKくんに窯で焼いてもらうだけ」に作品を仕上げなければならないということ。なので皆、おしゃべりはしつつも本当に黙々と作業をすすめます。

黙々と作業しつつも合間のお楽しみはお昼ご飯。前回の合宿で感動した鯖弁当にまた再会できました。この合宿に参加する理由の半分くらいは締めてると言っても良いくらい美味しい。作業終わりのご飯やランチを楽しみにしつつ、ひたすら作業するのでした。

作業も終盤に近づいて最終日、ようやくアトリエの近くの浜辺を少しだけ散歩しました。静御前が生まれてそして人生を終えた浜辺だそうです。その他にも丹後には伝承や伝説が沢山、「丹後七姫」で検索するとけっこう有名な人の名前がぞろぞろ出てきてびっくりします。     

最後の夜は地元の中華、そして最終日の昼に再度リクエストしてお別れの鯖弁当。
ノーマルよりちょっと高いやつにしてみました。

かせきさいだぁ君が制作の合間に撮ってくれたメンバーのチェキ。この歳で3泊4日、スケジュールを合わせて一緒にひたすら作業するってなかなか貴重で豪華な機会だなあと。

さてさて、最後に告知になりますが、このセラミックパーティー、年をまたいで2025年の2月に東京は幡ヶ谷で巡回展をすることになりました。合宿参加者以外の作家も出展します。どんな作品になったのかご覧いただければ幸いです。
今回の写真以外に他のメンバーが撮影した写真もスライドショーでお見せ出来る予定です。


TOKYO CERAMIC PARTY
888ブックス / パールブックショップ&ギャラリーにて
渋谷区西原2-26-5-102
2月13日~23日(19日水休)13:00~18:00

参加作家:
朝倉世界一
安齋肇
かせきさいだぁ
小田島等
白根ゆたんぽ 
とんぼせんせい
酒井善史(ヨーロッパ企画)
角田貴志(ヨーロッパ企画)

初日には東京在住メンバー+とんぼせんせい在廊予定です、是非是非。