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「味わいをみていくと」


ワークショップをさせてもらうと、味わいがわからないので、という言葉をききます。

実際、味覚や嗅覚の感覚は人それぞれ違いますし、好き嫌いも介入してくるので、嗜好品と云われることが多いです。

しかし、本当にそうでしょうか?
趣味ではなく、プロフェッショナルとしてコーヒーを作るときに何か手がかりはないんでしょうか?

自信がなかったり、言葉にできなかったり、何か問題があるから、わからないという言葉で味わいの表現から逃げてることが多いです。

まずは、おいしいおいしくないは別として、それを言葉にすることがとても大切です。
その中でもメモを取ることで逃げられなくなるので、その点やった方がいいと思います。

そして、それを記憶していく。

それをいろんな人と共有することで、共通言語ができてくる。
自分の場合は、たくさんの失敗や自分の中でみんなと違う、恥ずかしい、、なんて思う体験もしてきました。
その繰り返しでした。

必ずしも人と一緒である必要はないと思いますし、今思うと恥ずかしいことでもなんでもなかったなと。
実験と一緒です。

自分のコメントも大切ですが、他の人のコメントや感覚を受け入れるという気持ちで行うと他の人との共通言語を作るチャンスになります。

もちろんフレーバーコメントを学んだり、有機酸を水に溶かしてカップしたりと勉強法は様々ですが、まずは自分の現状を把握することで、さらに前に進める道が見つかるかもしれません。

表現して、セッションして、なんてできる場は本当に楽しいです。

先日の有意義な時間はそんなすてきな時間。
久しぶりにワクワク、ドキドキの体験でした!



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