「焙煎士に必要なスキルとは?」
前回は、私が焙煎士になった経緯をお話しました。
バリスタから焙煎士になったという話だったんですが、焙煎をすることになってさらに自分で強化しようと思ったことを今日はシェアしたいと思います。
まず私がしたことは、①味わいの記憶化です。
たびたびこのInstagram内でもお伝えしているのですが、味わいをきちんと(もちろん表現が間違っていても大丈夫です!)自分の言葉で表現、書き残し、他の人と擦り合わせる。
そうすることで、味わいを誰にでも共有することができるんですね。
ここで気をつけることは、自分が当たってるとか、間違ってるとかはどうでもいいんですね。
そのカップに対して、何を感じるか、それは言葉にするとどんな言葉なのかを考えることがとても大切なんです。
突き詰めていくと、言葉の勉強であったり、職人技であったり、それを独りよがりではなく人に伝えなければいけないんですね。
実はそこが重要なので、飲んだ味わいを言葉にすることがとても大切。
そして、二つ目は②焙煎機の操作やプロファイルを考えることです。
予熱はどのくらいで何分?
インターバルの時間は?
ガス圧はどこまで上げて、排気はどうする?
何度まで上げて、時間は何分?
これらのことを行き当たりばったりではなく、計画的に、行うことを心がけました。
それは整合性につながり、失敗したとしても、次につながります。
もしかするとプロファイルがうまくいかなかったけれど、おいしいという発見につながる可能性もあります。
そして、測ることができるものを測っていくことで、それはとても客観的になり、人に伝えるときでも比較的客観的に伝えることができるようになります。
職人技も大切なんですが、それを伝えて、教えていくというのも大切なんですよね。
最後三つ目、焙煎を突き詰めていくと、③科学を学ぶことが大切だと気づくようになりました。
「熱」についてですね。
熱力学を学ぶことで焙煎全てにつながる法則を学ぶことができました。
最初に教えてくれたのは、 @masatouenocoffee さん。
それをきっかけに焙煎の考え方が変わりました。
たぶん、科学の本当のことは1/3くらいも理解できていませんが、、
それを学ぶことでどの焙煎機でも「クセ」がわかってきたように思います。
焙煎することで、コーヒーの生豆には何が起きているのか?
それはどんなふうに味わいに結びついているのか?
それらを客観的に考えていくんですね。
失敗しても、それは次につながります。
一喜一憂せずに、コツコツ試していくことが大切です。
この三つが合わさることでなんとなくが、より明確に、味わいはより綿密に。
焙煎が楽しくなると思います。
楽しいことばかりではないですが、続けていくと、知識や技術が身につくとそれはとても楽しいものになります。
その先に何かがあると信じて、おいしいコーヒーを作っていければと。
そして、些細なことかもしれませんが、それをシェアできたら嬉しいなと思っています。
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