「おいしいエスプレッソの形」
ふだんお店でエスプレッソを頼まれるというのは中々ないもの。
日本においてはエスプレッソだけをお出しするというシチュエーションは少ないです。
もちろんお店の場所や時期によってはたくさんエスプレッソをいれることがあります。
そんな状況はバリスタとして、嬉しい限りなんですが。笑
その際に考えるべきなのは、なにに焦点を合わせてエスプレッソを味調整するのか?ということです。
適正に調整したエスプレッソはおいしいですし、それにミルクを合わせたらおいしいミルクビバレッジができます。
しかし、カプチーノやカフェラテの味わいはカップの大きさやミルクの温度によっても大きく左右されてきます。
そう考えるとエスプレッソの味わい(質)も大切ですが、どのくらいのミルクに対してどのくらいのエスプレッソを入れるのか(量)も大切になってきます。
カプチーノやカフェラテにどんなイメージがあって、どんな味わいに仕上げたいのかというのもとても大切で、考えなければならないことの一つです。
お店にはレシピがあって、なんとなく作っていることが多いですが、なぜそのレシピなのかを考えることもバリスタとしては考えなければならないと思うんです。
そうすることで、どこでもおいしいエスプレッソ、カプチーノ、そしてカフェラテを作れるのではないかなぁなんて思ってます。
例えば、カプチーノはフォームが多く、カップも大きすぎないもので、コーヒー感を楽しんでもらいたかったら、6oz程度のカップにシングルショットでミルクを注ぐ。
カフェラテはミルク感を強く飲みやすさを重要視するのであれば、7〜8ozでシングルショットにミルク、フォームを少なくしたりします。
もっとコーヒー感を出したい場合はダブルショットで取ったりもします。
焙煎度合いでも量の取り方は変わってきますので、お店や自分が作るときのポイントを明確にしておくといいかもしれません。
おいしいエスプレッソ、ミルクビバレッジに出会うとルンルンなるので、そんなコーヒーを作れるように明日からまた頑張ろうと思います!
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