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「焙煎はコーヒー豆のphase毎に捉えればそれでいいのか?」


写真は先日ストロングホールド社の焙煎機を使って焙煎したときに失敗したものです。

コーヒーの量に対して熱量があまりにも少なかったですね。

毎日試行錯誤です。
その中で少しでも整合性がとれておいしいものができればと思っています。

焙煎について触れてきて今日はその最後のテーマです。
ここ最近の投稿では①投入ーgold②1.goldー1st clack②2.1st clackーdropのコーヒー豆のphaseを切り取りとってみてきました。

コーヒー豆のphaseごとに何が起こっているのかを知ることがとても大切だということを知ってもらえたでしょうか。

どこでどうしてあげた方が効率がいいのかを考えるヒントになったと思います。

しかし、このphaseのみを切り取り、部分的にプロファイルを変えることは意味があるんでしょうか?

私の見解は、意味がある場合もあるし、そうでないときもあるということです。

なぜなら、焦点の合っていないときに、部分的にそれを変えることでパチっとはまるときがあるからです。

部分的に考えなきゃダメ!全体像をみなきゃダメ!というわけではないんですね。

それは実体験からもそう感じています。
部分的に修正して、良くなればそれは両手をあげて喜べるわけです。
そのため、Development Ratioは何%の方がいい!という部分的な解釈が進んだりもします。

でも、、、

ある一定のゴール(ここでは焙煎度合い、味わい)に関して、ある一定の環境下ではその修正が意味があったとしても、修正しても自分が思っていたようにならない場合もあります。

そのときは何がそうさせているのかをもう一度考え直して、新しい処方をしてあげるんですね。

だから、焙煎においては、数字なども一点ではなく、少し範囲があるということも視野にいれておくといいのかなと個人的には思っています。
*ブレていい!というわけではないんですが。笑

大切なのは、自分が味わいから定めたゴールに向かって適切な処方をしてあげることだと思うんです。

例えば、ドライな印象、口当たりが滑らかでないときにはどうした方がいいのか。

この現象は比較的ゴールに対して、熱量がオーバーにかかっている場合があります。
これを部分的に見直し、できれば、それで修正は終了しますし、そうでなければ全体像をみなさなければなりません。
*最初から全体像を見直してもいいんですが、、

投入温度、中点、焙煎時間、定めたゴールや排気は適正かなど。

消していた可能性をもう一度考える必要が出てきます。

今回は最近の投稿でみてきた①〜③の繋がりをお届けしました。

次回はもうちょっと詳しく、具体例やゴールの定め方についてシェアできればと思っています。

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