うなぎのしらす漁とISO感度について
みなさんこんにちは。
こんな時間に投稿なんて珍しい。
今日はカメラのISO感度というものについてざっくりと。
「ISO感度」は、電子的に光を増幅させる性能で、光源の少ない暗い場所などで、シャッタースピードを稼ぐことができます。暗い場所は光をできるたけ多く集める必要があるため、シャッタースピードが低下しがちですが、その光をカメラ本体の能力で増幅させることができますが、この能力が「ISO感度」となります。
(↑こちらの記事より抜粋。詳しく知りたい方はぜひこの記事を読んでみてくださいね)
ざっくり僕がISO感度を上げるときとは
・室内など暗い場所でも手持ちで撮るとき
・風景や集合写真など絞って(全体的にピントを合わせて)撮るとき
このぐらいか。。。
まだある気もしますが、思い出したら付け足しておきます。
ISOを上げるとシャッタースピードを稼げる反面、高くしすぎると写真にノイズが出てしまいます。(このあたりを知るといろんな写真が撮れるようになるのでさらに楽しくなりますよ。)
このノイズについて、先日行った一ツ瀬川沿いでのうなぎのしらす漁での写真を例に出してみます。
真夜中の撮影なので外は真っ暗。
案内をしていただきながらの撮影だったのでいちいち三脚を立てられない状況です。
カメラはSONYa7ⅲ。レンズはTAMRON2875。
こちらはjpeg撮って出しの写真。
300倍に拡大するとこんな感じ。ISOを最高感度の204800まであげるとさすがにノイズは目立ちます。ざらざら。
これを補正すると
肉眼では少しはマシになりましたが、拡大すると
まだやっぱりノイズが目立ちますね。
こちらは補正前と補正後。
使える写真かどうかは置いておいて、ISOを上げすぎるとこのようにノイズが出てくるのでそこだけは覚えておきましょう。
ご使用のカメラによってもISO感度のノイズ耐性は変わってきます。
僕が使っているこのSONYa7iiiだとISO3200ぐらいまでだったら仕事でも使えるかなという印象。
おさらいです。
ISO感度とは
「ISO感度」は、電子的に光を増幅させる性能で、光源の少ない暗い場所などで、シャッタースピードを稼ぐことができます。暗い場所は光をできるたけ多く集める必要があるため、シャッタースピードが低下しがちですが、その光をカメラ本体の能力で増幅させることができますが、この能力が「ISO感度」となります。
ISO感度をあげるメリット
・シャッタースピードを稼げるようになる。つまり暗い場所でも手持ち撮影が可能になる。
ISO感度をあげるデメリット
・上げすぎるとノイズが目立つようになる
こんなところでしょうか。
お持ちのカメラでISO感度を上げたり下げたりして撮影してみてくださいね。
「ISO感度」「シャッタースピード」「絞り」の3つを調整できるようになればいろんな状況下で狙い通りの写真を撮れるようになります。
とまぁ、文字で説明しても中々分かりづらいと思いますので、ぜひカメラを持って一緒に撮影に行きましょう。
おまけ
うなぎのシラス漁。
まさか夜の一ツ瀬川の河口付近でこんな世界が広がっているなんて。
うなぎのシラスについての記事はこちらから。
ちなみにISOは1000~6400でいろいろ撮影しております。
暗いところほどISOは高いです。
ここに写っている小さいお魚はうなぎシラスではありません。
たまにヒョロっと現れてそれを網ですくいます。集中力がめちゃくちゃ必要。見やすいようにライトを照らしているそうです。
こちらがシラスちゃんたち。小さくてかわいい!
うなぎのしらす漁についても今後詳しく書いてみます。
それではよい週末をお過ごしください。
終わり