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「好きな写真家・フォトグラファーさんっぽく」撮る写真。

こんにちは、三谷です。フリーランスフォトグラファーです。

好きな写真家やフォトグラファーさんのような写真が撮れたら、どんなに楽しいだろう。
スキルや経験、価値観も違うので、"同じ"は当然無理だけど、撮影方法や思想がなんとなく分かれば、「っぽく」撮るみたいなことはできるかもしれません。

ここ数年(10年くらい?)で言うと、やはり濱田英明さんの写真は追いかけています。
ライフスタイル誌KINFOLKの写真を濱田さんが撮っていて(今はやってないのかな?)、そのKINFOLKでの写真がめちゃくちゃ好みだったというのがきっかけです。
濱田さんの写真は、ポートレートも風景も"とにかく美しい"。
濱田さんがインタビューなどでよく口にする「視点」へのこだわりみたいなものにもとても共感できます。
たまに濱田さんが撮影しているBTS的なものを目にしますが、木に登ったり寝そべったりと、「どこから視るか」にとことんこだわっているかが伝わる。
そしてあの透明感…柔らかさの中にある力強い写真…。
まぁとにかくファンってことです。
だから、濱田さんっぽく撮れたら最高だぁと考えることは多いですね。
そりゃもちろん、自分らしくあれとか、あなたなりの写真を、みたいなことはあると思いますし、僕もそう思っています。
ですが一回、「っぽく」撮ってみるというのはありだと思います。

てなことで、イベントのスナップ写真を、濱田さんっぽさを意識して撮影してみました。(今年の春に開催されたイベントです)

子どもが走り抜ける感じ
距離感・画のバランス
ボケ感・抜け感・水平垂直
前ボカシて奥ピン・水平垂直
距離感・ボケ感
躍動感・シャッターのタイミング
水平垂直
被写体の配置・バランス
距離感・ボケ感・シャッターのタイミング・水平垂直
距離感・ボケ感・シャッターのタイミング

特に意識したことを写真のキャプションに記載しています。

なんか濱田さんファンの皆さんにすごい怒られそうですが…苦笑
私なりに「っぽさ」を目指して撮影してみました。
まぁ全然及ばないことは分かってますけどね。
濱田さんは基本バケペン(PENTAX67)で撮影をされているし、デジタル使うときもおそらく中判フォーマットだと思うので、機材面でも違いがあります。
(私はフルサイズ機に85mmや60mmの単焦点で撮りました。)

もちろん写真の差は機材の差ではなく、濱田さんがとても大切にされている撮影時の「視点」(立ち位置や距離感と解釈)であるとか、タイミングであるとか、気合であるとか、色作りのノウハウであったりとか…とにかく全てにおいて違います!

(さっき濱田さんのHP見たら写真きれいすぎて嫌になった。笑)

あの人(有名写真家)ならどう撮るだろう…と考えて撮影してみるのも、たまにはいいと思います!
アーヴィングペンなら?ブレッソンなら?エグルストンなら?ライアンマッギンレーなら?アニーリボヴィッツなら?(ちょっと飛躍しすぎ。笑)

それではまた次のnoteでお会いしましょう~。


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