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Korg Monologueのベース音作り

持ち運びやすいベースシンセとして購入したKorgのMonologue。
いくつか音作りができるようになってきたので、2種類のセットアップを載せる。

エレクトリック系のベース

エレクトリックピアノ、エレキギター、サックスなど、少し電子的な方向に寄せる時の音作り。

セッティング

エレクトリック系のセッティング
  • Drive: 0

  • VCO1:

    • WAVE: Triangle

    • SHAPE: 0

  • VCO2:

    • OCTAVE: 2' or 4'

    • WAVE: Sawtooth

    • RING SYNC: ON

    • PITCH: 0 (or minus)

    • SHAPE: 0

  • MIXER:

    • VCO1: middle

    • VCO2: Full

  • FILTER:

    • CUTOFF: 300~400

    • RESONANCE: 500

  • EG:

    • TYPE: GATE

    • ATACK: 300~400

    • DECAY: 200~300

    • INIT: 700~800

    • TARGET: CUTOFF

  • LFO

    • WAVE: Triangle

    • MODE: 1SHOT

    • RATE: 500

    • INT: 500

    • TARGET: CUTOFF

  • PRGRAM EDIT:

    • SLIDE FUNC: CUTOFF

    • CUTOFF VELOCITY: 100%

アコースティック系のベース

少し落ち着いた感じにする。セッティングを見比べるとあんまり変わっていないようだ。

セッティング

アコースティック系のセッティング
  • Drive: ~100

  • VCO1:

    • WAVE: Triangle

    • SHAPE: 0

  • VCO2:

    • OCTAVE: 2' or 4'

    • WAVE: Sawtooth

    • RING SYNC: ON

    • PITCH: 0 (or minus)

    • SHAPE: 0

  • MIXER:

    • VCO1: Full

    • VCO2: 800

  • FILTER:

    • CUTOFF: 300~400

    • RESONANCE: 600

  • EG:

    • TYPE: GATE

    • ATACK: 200~300

    • DECAY: 300~400

    • INIT: 500~600

    • TARGET: CUTOFF

  • LFO:

    • WAVE: Triangle

    • MODE: 1SHOT

    • RATE: 0

    • INT: 300

    • TARGET: CUTOFF

  • PRGRAM EDIT:

    • SLIDE FUNC: CUTOFF

    • CUTOFF VELOCITY: 100%

全体的な音作りに際して

まず、ノブを初期位置にするのが大事。その上で、盤面の左上から順番に音を作っていく。

VCOは、ベース音を作る場合は三角波が良さそう。SHAPEは絞った上で、CUTOFFで削って丸みを出す。ノコギリ波を混ぜるとアタックが出る気がする。

EGは、発音してウネリのあるサウンドを作ろうとするとGATEが無難。ATACKとDECAYを調節することで、ファンクとかでよく出てくるような、アタックもありつつ音が後から立ち上がってくるサウンドになる。

LFOも同様に、サウンドに色付けを行うように使うと良い。1SHOTが使いやすい。攻撃的なサウンドにする場合は、FASTにしてもいいだろうけど、アンサンブルには馴染まないかも。

スライダーの設定とかは好み。CUTOFFにしておくとサウンドの変化が付けられるので良い気もする。あとは、ピッチベンドに使う。最終的に音が作れたら、好みで設定するのが良い。

CUTOFF Velocityをつけておくと、アタックに対して歪んだ感じが出せるのでこちらもお好みで。

参考

ツマミの初期位置は以下の動画を参考にすると良い。


当初は、エンベロープがADSRになっていないとか、そもそもアナログシンセの扱いに慣れておらず音作りの仕方があまりわからなかったが、上記の動画や記事を読むと結構使い方が分かる。


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