移住からもうすぐ半年
順調なようで何か物足りなく感じる事もあるけど、それが何かはハッキリ言えない。
書きながら振り返って見つけてみたいと思います。
生活においては何ひとつ不自由してない。ましてや経済的な話をするとAmazonやら外食などを減らすと貯金はできるのでしょうが、私は貯めるのが苦手です。
やはり家賃が本土の2割〜3割くらいなのは大きい。あと光熱費もたまたま入居した住宅がオール電化だったのもあって、エアコンフル稼働で1万円前後なので、一人暮らしとはいえ高くはないでしょう。
あとは通信費、これは格安SIMに切り替えたら半額にはなるのだが、なかなかキャリアを変える事が出来ない。
いわゆる固定費は5万円以下に収まるので、本土に住んでた頃と比較しても格安です。もし目標を立てるのであれば固定費を4万円前後に収められたら、老後資金に回せるかもしれない。
Amazonの便利さをより感じる事が出来、船さえ動いていれば本土と同じ日数で届いている。
この半年は毎月QOL(生活の質)向上計画として、エアコンやらベッドやら電動昇降デスクなどを購入したので、こういった購入するものは無くなっていく。
今はスマートホーム化を目指してSwitchbotを導入して、エアコンや電気の消し忘れなどの便利さを体感している。
エアコンは入居者が購入する決まりがあったのと、メンテナンスなどを考えると島の電気屋さんで購入する必要があったため、おそらく今年一番の高額商品を買った事になる。
食品や食事は島のものを購入したり食べるようにしている。確かに割高ではあるのですが、移住するにあたって支援金が支給されたので、私一人で経済が動く訳ではないが、可能な限り島にお金を落としたいと思っています。
とにかくお米が美味しい。海士町は隠岐諸島の中でも湧水が豊富で米どころ言ってもいいくらい離島でも米作りが盛んで、お米の価格も新米も流通されたので5kg2500円から購入できます。
私は自宅では玄米を食べているので、少し安く分けてもらっている。おかげさまでお通じが改善されたり、GABAが豊富に含まれる玄米の効果は実感できている。
さて、仕事の方では高齢者の福祉施設で働いており、本土でも障がい者の支援施設で働いていたのもあるため、身体が馴化してきました。
以下は海士町社会福祉協議会のnoteでインタビューを受けた記事の前編です。
先輩職員も本当に優しく接して下さり、何よりも今年度は福祉施設で働いた移住の同期が8名も居るのはとでも心強いです。こちらはインタビューの後編になります。
買い被りすぎかもしれないし、社交辞令かもしれないが、頼りにされていて、必要とされている実感はあります。町の方からも「来てくれてありがとう」と言われる事もあります。
さて、何が物足りないのか?やはり52歳で移住してきて、年が明けるとまもなく53になります。
それなりに人生も福祉の仕事も経験してきて、年相応の落ち着きはあるのか?何か思うところはないのか?
細かいところから大きな部分まで、町の「福祉」に関してはあんな事もこんな事もしたいと思っています。
私が権限を持っている訳ではないですが、とにかくもっと仲間を増やしたい。それは福祉関係の移住者もそうですが、島の中で何らかのカタチで福祉に興味を持っている方や関わってる人とつながりたいです!
正直、ハッシュタグを付けると海士町のポータルサイトに載るのも把握しています。
幸いにもこのnoteを最後まで読んで下さっているなら、福祉に対する想いが熱い人はいくらでも居ますが、かって私は「世界一を目指す」というnoteを投稿しました。
「ないものはない」の海士町、多くの仲間と繋がって海士町は福祉も世界一面白いと言われるような町にしたい(政治家か?)です!
話は逸れますが、最近観たドラマに感動して思わず文庫本を買いました。
その中の心に響いたセリフを残しておきます。
「ここは諦めていたものを取り戻す場所」海士町に住む自分にも当てはまる言葉だと率直に思いました。
「科学の前ではみんな平等」
これは技術の前では平等と本田宗一郎さんが言葉を残していたり、多様性を大切にする観点で学問の前ではみんな平等と言葉を残した大学教授が居たのを思い出しました。
次回の移住に関する投稿では、温めている企画があります。どうやって進めていけばいいのかわからないので年明けにこのnoteで投稿したいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。