離島への移住から2か月…本土に戻って感じたこと
6月の終わりに海士町に来て、7月から働いてちょうど2ヶ月。以前住んでいた兵庫に用事があったため、久しぶりに本土へ!
私にとっては本土って言い方も最初は歴史の戦争の時にしか聞かない書かない言葉ですが…
でもフェリーや高速船の乗船券には
「隠岐ー本土」と書かれています。
境港からレンタカーを借りて兵庫に向かうと、美しい日本海を観ても感動が半減していました。
兵庫で用事を済ませると、早く隠岐に戻りたいという思いに気付きました。
兵庫では久しぶりにあの店とかこの店とか行ってという予定を立てて、離島にはないマクドやコンビニに行かないとと思っていましたが、来たら来たでマクドに入る気持ちはなくなってました。コンビニもなんか面倒やなと感じる次第です。
「島での生活には慣れましたか?」と先住者や本土の知人などに聞かれる事は多かったのですが、慣れるもクソもなく、普通に過ごせました。
毎朝6時半に各戸に貸与されている防災無線から音楽が流れてて、これは目覚まし替わりにちょうど良いと思っていましたが、1週間もしないうちに音楽は気にならなく爆睡してました。
離島での生活の不便さを感じない要因はAmazonの商品はほぼ翌日というか半日遅れで届きます。(注文時間によっては翌日に届きます)
おそらく島の住宅全部でしょうか?高速回線も用意されてて
ネットの速度は爆速レベルです。
テレビ局は民放が兵庫と比べて3局少ない(テレ朝系、テレ東系、世界最高のテレビ局サンテレビがない)けど、YouTube、prime video TVerなどがストレスなく観れるのと、もともと地上波やBSを観ていなかったので、テレビに困る事もありません。
兵庫で一泊しても、実際そうではなくてもなんかごちゃごちゃしてるし、慌ただしいようにも感じていました。
よく、田舎への移住はその土地のルールやら郷に入れば郷に従えとか、集まりとか地域の行事とかの参加は強制だとか言われている事もありますが、私の場合は福祉職というのもあって休みが合えば参加するというスタンスでいます。(これが正しいのかどうかわかりませんが)
みんな町や地域の行事に仕事を休むとなったら福祉の現場は回らないので、それでいいと思っています。
もともと住んでいた方々は、歴史ある地域の行事に参加していただき、移住者の私が福祉の現場で働く方が機能的だと思っています。
要は何が言いたいかと言うと、この島で生活する為に自分は存在しているのかというくらい、自分には最適な生活環境だったという事に今回島を出て改めて感じました。
自分が働く職場はどうでしょう?離島だから、本土だからと言ってサービスの質が変わる事はありません。
当たり前の事を当たり前に行う。これが一番難しいのかもしれませんが、そういう風にすればいいだけなので、答えはシンプルです。
職場の人が厳しいかというと、そうでもありません。どちらかと言うと優しいと思います。地域の事や歴史や方言なども親切に教えてくれます。
結局のところ、同じ福祉の仕事をするなら景色が良くて落ち着いた環境でやる方がいいので、今の職場で働いて本当に良かったと思います。
自分にだけ合っていたのか?と言えばそうではないと言い切れます。本当に一言で言うと「わかりやすくておもしろい」それに尽きると思います。
他人に勧める事ではないかもしれませんが、離島で生活する方が、本土では必ず遭遇するわかりにくさと面倒臭さが圧倒的に少ないと言いきれますので、理由は何でもいいけど都会で無駄な神経を使うなら程よい人との距離感で生活出来る田舎や離島の方がいいと言えます。
もし、このnoteを読んで下さった福祉の仕事をしている方が居たら、是非一緒に働いてほしいです。
絶対に後悔はしないです。特にこの海士町なら、移住の方も多いので生活での不安なども少ないはずです。
そして全国から福祉の仲間が集まって、切磋琢磨しながら相乗効果で成長して、最幸の福祉を創って全国に展開できたらいいなと思っています。
オープンでフリーのノートとマガジンです。