ついに出揃った!それぞれの部署が同じ気持ちで作った3つの独楽~さらなる魅力を引き出す撮影編~【2023年の年賀状】
みなさん、こんにちは!ユタカ産業のSです。今回も年賀状シリーズ2023をお届けしたいと思います。今回は撮影編です。
年賀状シリーズを最初から読みたい!という方はこちらからどうぞ↓
1.各部署の独楽
11月初旬、各部署それぞれの独楽が出揃いました。さすがというか、やっぱりというか、それぞれの部署の色が濃い!笑
これはいいものが出来そう!というか、いいものにしたい!
第一事業部の独楽
第一事業部の独楽の製作秘話はこちら↓をどうぞ
第二事業部の独楽
第二事業部の独楽の製作秘話はこちら↓をどうぞ
第三事業部の独楽
第三事業部の独楽の製作秘話はこちら↓をどうぞ
出揃った独楽たちを眺めながら「そういえば、部署ごとに同じ目的を持って何かを作るって初めてなのでは?」と気が付きました。ユタカ産業に入社して十数年…。こんな"初めて"がまだあるんだな、と少しほっこりしてしまいました。
2.合成を見越して撮影する。
さて、他の記事でも書いていますが、今回は各部署が愛情込めて作り上げた独楽で競い合い、きっちり勝敗を決めるゲームを作ります。といっても実際に独楽同士でぶつかり合いをさせるわけではなく、デジタルの世界で戦わせます。
そのためには『合成』を見越して撮影する必要がありました。
それぞれの独楽の動きを撮影し、もとになる素材をつくっていきます。
撮影の背景どうしようか、と今回は撮影監督のKと相談していた時
『グリーンバックで撮るしかないんじゃない?』と、社長の一声。
そう、動画の合成といえば『クロマキー合成』
グリーンの背景やブルーの背景の前で撮影するあれですね。身近なものだと、テレビの天気予報などでよく使われています。
そうと決まれば必要なものをそろえていきます。
必要なものは
①カメラ
②照明
③背景用のグリーンバック といったところでしょうか。
カメラについては、あとで詳しい人に聞くとします。
照明も倉庫にあったはず。
そして問題なのは、背景用のグリーンバック。
そんなものはない。
紙とかでいいのかな?緑のアクリル板?簡易的にできる方法がないかと色々考えをめぐらせていましたが、クロマキー用スクリーンの価格を調べてみたら、高いものから安価なものまで幅広くあるので、比較的安価なスタンド付きのものを購入することにしました。
それがこちら!
大きい…。人物の撮影にも使えそうなサイズ!
そして、これをこう!
おぉ!簡易的ですが、スタジオっぽい!さらに照明も準備して、気分も上がります。シチュエーションって大切ですね!さぁ、ブンブン独楽を回すぞ!
・・・と、ここで気が付きます。そもそもデジタルなんだから静止画で撮影して、それを回っている風に見せられればいいのでは・・・?
コマ回しの練習が無駄になるかもしれないと思いつつ、恐る恐る動画担当・Kに聞いてみます。
「今回は時間もないので、回っているところを撮影してそれを組み込みます。」とのこと。
それに独楽が『思いもよらない動きをする』ってことは事前練習で体験済みなので、その面白さ、そしてこの各部署の愛情がたっぷり詰まった独楽たちの”良さ”を出してあげられるのは実際に回っている姿をしっかり撮影するのが一番かも!
3.ひたすら撮る、回す、撮る。
いよいよ撮影です。動画担当・K、もとい監督・Kの指示を受けながら、独楽を何回も回します。撮影して、確認して、撮影して、確認して…。いい感じには撮れているんですが、ちょっと全体的に暗い?割と明るいライトを用意したんですが、撮影対象が小さいので、光が届かないのかも?
あ!あれを使ったらどうだろう?
倉庫に眠っているのを思い出しました。
自撮り用のリングライト!
何に使ったのかは思い出せませんが、これはきっと使える!
いそいそと監督に提案すると「いい感じです!」とのこと!やった!
最終的にこんな感じでプチスタジオが出来上がりました。
木漏れ日の入るいい感じのスタジオ…。ですが撮影するものが小さいので、監督・Kも小さくなって撮影します。わたしも監督の要望に応えるために一生懸命に独楽を回しました。
写真を見てお気づきの方もいらっしゃると思いますが、今回はiPhoneのカメラで撮影しました。すごいです、iPhone。最初はきちんとしたカメラを用意しようと思っていたのですが、仮でiPhoneで撮影してみたら、これで十分かも…。というクオリティで撮れたので、そのままiPhoneで撮影することになりました。
4.撮影していて思ったこと。
今回はただひたすらに独楽を回すだけ、と思っていましたがいろいろと気付きもありました。
画像を取り込んでクルクル回すこと、それももちろんできますが、実際に独楽を回してみると、思いもよらない動きがあったり(主に回すのに失敗した時ですが)それを見て驚いたり、笑ったりしながら新しいイメージが沸いたり、大きすぎたかも…と思っていたグリーンバックも独楽たちが自由に回れて逆によかったと思いました。
やはり体験は大事ですね。頭の中でただ考えていることも『やってみる』それだけで見える景色が変わってきます。
さて、この撮影した素材はこれからどうなるのでしょう。この続きはまた次回お届けしたいと思います。