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[Google UX Design Professional Certificate]コース1 ユーザーエクスペリエンス(UX)デザインの基礎


Google UX Design Professional Certificateについて

「Google UX Design Professional Certificate」についてご興味のある方は以下の記事をご参照ください。

コース1の内容

コース1「Foundations of User Experience (UX) Design」はユーザーエクスペリエンスデザインの基礎を学ぶ内容でした。
このコースではプログラム自体の説明とUX基礎をGoogle 社員が講師を務めるビデオと学んだことをより深く理解するためのリーディングによる学習、理解度を確認する小テストとセルフレビューがメインとなり、成果物を作るようなアクティビティはありません。
個々の学んだ内容はテーマごとに記事にして振り返ろうと思っています。

私のUX知識

私はUXデザインという名前を聞いて少し調べた時、ユーザー体験を考えるビジュアルデザイナーなのだと思っていました。
多分2010年頃でしょうか。当時の認識としては概ね正しかったのかも?
その後「UXデザインの教科書 : 安藤 昌也」を読んだ時にユーザーリサーチ、特に質的リサーチが重要で、UXデザイン=UXリサーチくらいに感じたのをよく覚えています。
もしかしたらUXを突き詰めていく工程でUXリサーチが生まれたのかもしれません。

このプログラムにおけるUX Design

コース内でも触れられていますが、このサーティフィケートプログラムではデザイン思考UXデザインのフレームワークに沿ってユーザーを中心とした問題解決へのアプローチを取る形になっています。

これはIDEO CEO ティム・ブラウンのデザイン思考のプロセス、UXの先駆者であるドン ノーマン氏の考えに基づいたGoogleでのUXデザインの考え方と課題解決のプロセスとなっているようです。

「デザイン思考とは、デザイナーのツールキットを活用して人々のニーズ、テクノロジーの可能性、ビジネスの成功の要件を統合する、人間中心のイノベーションへのアプローチです。」

— IDEO CEO ティム・ブラウン

https://www.interaction-design.org/literature/topics/design- Thinking

UXデザイナーってなんぞや

ここでの「UXデザイナー」はユーザーエクスペリエンス分野の職種の一つにすぎません。エントリーレベルのUXデザイナーは一通りの知識を身につけ、そのどれかに特化していく流れが想定されるようです。
デザイナーと聞くとビジュアルを作成するイメージが強いですが、UXデザイナーの中にビジュアル・デザイナーが存在します。
さらにUXエンジニアというユーザーエクスペリエンスの実装に特化する分類もありました。
私が特に気になったのは「UXリサーチャー」と「UXライター」です。

「UXリサーチャー」はUXを実現する上でのユーザー調査や研究、インタビューを行います。UXデザインのプロセスでは最初にユーザーへの調査とインタビューで共感と定義を行い、その後もユーザービリティ調査でユーザーに直接調査とインタビューを行い、ユーザーの接点が多いワークフローとなっています。この点はUXの核の部分であり、UXリサーチをしないUXデザインはUXデザインではないと言っても過言ではないかもしれません。

「UXライター」はユーザーエクスペリエンスを実現するための製品内の言葉を考えます。ユーザー体験を意識した言葉を考えることで、場面場面でテクニカルな言い回しか、フレンドリーな言い回しをするのかなどのトーンをそれぞれ決定します。
このnotoでも記事を閉じるときに「執筆がすすんだら軽く休憩してみましょう。」「疲れたら目を休めてくださいね。」など「UXライティング」を感じるところがよくあります。

UXデザイナーの領域はbtraxの記事が参考になります。


最後に

現在コース6に入っている時点でコース1の事を書いていることもあり、初めて触れた時の感情や発見は忘れ気味です。
コース1の内容自体も基礎というだけあってUXデザインを取り巻く状況や定義、基礎知識などの講義とリーディング、設問によるテストがメインでした。
次のコースからはデザイン思考のフレームワーク(共感、定義、アイデア、プロトタイプ、テスト)に沿ったアクティビティのアウトプットがありそれを中心に書いていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。

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